営団400形は意外と多くの民間施設で保存されましたが、これには訳があり1989年に三越日本橋本店で400形6両が一般販売(1両40万円)されたためです。
当時、百貨店で電車を売るという話題性で、多くのマスコミに取り上げられました。
ポッポの丘の454号もその1両で、目黒区内の幼稚園から移転したものです。
(2012.7.12 ポッポの丘 営団454)
川越市内を散策した時、偶然にも400形を見つけました。個人の敷地に鎮座する444号、塗装は塗替え直後で美しい姿でした。
(2012.5.19 川越市石原町 営団444)
4年後、再訪問したところ痛みが著しい姿に、僅か4年でこんなに変わるとは・・・・
(2016.9.25 川越市石原町 営団444)
さらに3年後、相変わらずの姿です。
まあ姿を残してくれるだけで満足でしたが。
(2019.12.11 川越市石原町 営団444)
最近訪問したところ姿を消していました。
若い頃、旧型電車を自宅に置くのが夢でしたが、維持管理がいかに大変なのか痛感しました。