かつて、旧満鉄車両が撫順炭鉱の通勤輸送で生き残っていました。

ジテの愛称で知られてた日本車両製で、名鉄モ850と同じ顔つきをしています。

1999年、現地での撮影と乗車の機会を得ました。


まずは機関区を訪問。 

この日は102編成が運用に就いていました。

ジテの呼称は、重油動力(ジ)と手荷物(テ)が由来で、1935年製造当初は気動車で、戦後に電車に改造されています。

ジテは1935年製造、名鉄モ850は1937年製造なので、名鉄がジテの前面デザインを踏襲したことになります。

沿線で1往復を撮影し、その後は乗車を楽しみました。

その後の詳細は知りませんが、どうやら2000年末には運行を終えたようです。