いわゆる一般型の通票閉塞器のほかに、大同信号が開発した大同D型閉塞器がありました。
相当マイナーなもので、私が現役で稼働してるのを見たのは、栗原電鉄、小坂鉄道などごく僅かです。(それ以外にも、岳南鉄道、大井川鉄道等で使用実績あり)
既に忘れ去られた存在で鉄道趣味界でも話題にすらなりません。
現在、実物がえちぜん鉄道勝山駅の資料室に保管されています。
岳南鉄道で使用されていたものです。
4種とは通常のタブレットだとナガマル(楕円)ですね。
通票キャリアは、通常タイプより小型で、合成樹脂製なので劣化しません。
なお、大井川鉄道では閉塞区間ごとに通票キャリアの色を変えていました。
通常タイプのものは革製で、どうしても劣化が進みます。