昭和55年頃まで、毎年冬の時期に交通博物館で鉄道部品販売会が開催されていました。
昭和40年代の小学生の頃、家族連れで交通博物館に行った際、たまたま数日前に開催された即売会の売れ残りが、入口脇の売店に置かれていました。
東北本線の電車サボで400円。
400円の値段は、当時の国鉄標準価格で、全国の鉄道弘済会の即売会でも同額でした。
同じくSLナンバープレートは、形式に関わらず一律30,000円でした。
幸運は続くもので、その数年後、やはり家族で交通博物館に行った際は、当時の即売会が終わる直前でした。
売れ残りなので、状態は芳しくないものの、手に入りラッキーでした。
入手を喜んでくれた同行の父も、この世を去って久しくなります。