「詩を書く」ということ | 吐き溜め

吐き溜め

飲み込んだ言葉を

閉じ籠めた衝動を

圧し殺した慟哭を

吐き出すことで

形にすることで

その想いの爪痕を

ただ刻むために

心の中には「俺」も「僕」も「わたし」もいて

その誰かが零した言葉を「自分」の言葉として

こうして世界に向かって叩きつけている

だから一人称は使わない

「俺」か「僕」か「わたし」か

どれかを選ぶということは

他の誰かの言葉を殺しているということだから


それでも

他の誰かの言葉を殺してでも

叫びたい思いもある