その体温に喘ぐ。
こうして今日も
独りで目蓋を閉じる
独りで目蓋を閉じる
近付きたくて殻を捨てたのに
中身を見て距離を取られたの
それならいっそ、元の距離で
外側だけでも愛してください
中身を見て距離を取られたの
それならいっそ、元の距離で
外側だけでも愛してください
捨てられることが
何よりも怖いの。
丸くて綺麗な卵でなくちゃ
いつかあなたに捨てられちゃうの。
だからせっかく破った殻を
またかき集めて中に籠るの。
何よりも怖いの。
丸くて綺麗な卵でなくちゃ
いつかあなたに捨てられちゃうの。
だからせっかく破った殻を
またかき集めて中に籠るの。
籠る。
籠る。
殻の中に。
籠る。
殻の中に。
傷口をまた開いて
めり込む小石を抉り出す
その度に流れる涙
めり込む小石を抉り出す
その度に流れる涙
そうしてまた何も知らずに近寄って
気まぐれに離れて行くのでしょう?
思わず差し出したこの手にも気付かず
その手が引き千切られる痛みを残して
気まぐれに離れて行くのでしょう?
思わず差し出したこの手にも気付かず
その手が引き千切られる痛みを残して
たとえば僕が居なくなっても
だれかの心に遺れますように
僕の遺場所が在りますように
だれかの心に遺れますように
僕の遺場所が在りますように
優しい良い子じゃないの
外面が良い子なだけなの
嫌われたくない一心で
世界と自分を騙してるの
外面が良い子なだけなの
嫌われたくない一心で
世界と自分を騙してるの
ひとつ秘密を作るたび
距離が近くなった気がして
その秘密を守るために
距離が遠くなった気がした
距離が近くなった気がして
その秘密を守るために
距離が遠くなった気がした
