2014年5月に詠んだ短歌 | 短律系詩人 句句句のQ

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俳句、短歌、川柳、都々逸
短律と呼ばれる詩を書いたりしてます。
コントや なんちゃって落語も書きます。詩的に。

推しメンを変更したの報告に出雲大社へ飛ばすハーレー

瞼閉じ君の笑顔を浮かべたらおやすみ言って枕抱き寝る

さくらんぼ沈んだ緑のソーダ水エックス線で見た大銀河

毒入りの泥水だって飲むけれどジンジャーエールで割って欲しいの

メール待ち疲れたスマホ電池切れ時計にさえもならなくなった

星空へ落下しそうな夜だから氷のようなキスでもとける

気づかないふりを続けるべきなのかいつもと違う君のくちびる

珉珉で餃子食べたの忘れててキスはおあずけ電話するだけ

永遠を誓ったキスを何回も思い返すが空っぽの部屋

キスの日もそうじゃない日も変わりなくおはようのキスおやすみのキス

不意打ちで奪われたKISS東京の夜全体がドキドキしてる

サーカスの綱渡りから落ちたって必ず僕が抱きとめるから

どうせなら美人刑事に逮捕されたいから早く手錠をかけて


----- #場末短歌

天井のファンは回っていないけど黒い天使はゆっくりスピン

金で買う愛の途中で飲む酒と昭和歌謡のジュークボックス

みゆきしか流れぬバーに色あせた飯島愛のポスターがある