2008年8月23日23時50分くらいとかだったな
大きな声でワンって言ったと思ったら
心臓止まって
どんどん冷たくなったの
今でもあの日を思い出せる
どんな風だったか。
癌が見付かって
手術は無理だと医者に言われて
死を待つだけで
痛みに苦しむ姿を見ながら
最期を家で看取った。
3歳の時に家に来て10年

たった10年だけ
8才だった私は18歳
思春期と呼ばれる時期に
私の支えだった愛犬
1人泣いてれば普段側に寄ってこないのに膝の上に来て寝てくれた
怒られたら机の下に隠れて反省してるのに怒らないでよって態度
頭がよくて
お腹が空けば台所で吠えてご飯くれとアピール
喉が乾けばお風呂場に行って吠えてアピール
犬なのに散歩は嫌いで
早々に終わらせようと勝手に最短距離を行こうとする。
猫に興味津々になるけど攻撃食らってガッカリするばかり。
おやつをくれる人以外は怖くて近寄る人がいると足の間に必死に隠れる
階段を上がれるのに上がれませんって雰囲気だして抱っこ待ち
しつこく触られるとガチギレで噛んでくるから私はよく怪我をした
ずっと忘れてない
今でも大好きって思える
大切で大事な家族
正直幸せにしてあげれなかったと思う
それでも
我が家に来てくれて
10年一緒に過ごしてくれて
私は幸せだったよ
また会えたら膝の上乗ってくれるかな。