どれほど歩いたころか覚えてない
どこら辺だったかも覚えてない
ひとりぼっちで泣いていた
たった1人で
道がわからなくて知り合いもいなくて
寂しくなったから泣いたのではなくこのまま夜が来てもひとりぼっちかもしれないと思ったら怖くなって涙が流れたのだ
どんどん深い闇の中に堕ちていく気がして
もう戻れないかもしれないと思ったら怖くて堪らなかった
戻れないほど歩いた気がしていたし
来た道すら覚えていなかった
遠くで聞き慣れた声が聞こえて来た
ビックリするくらい簡単に恐怖が消えた
ボクはここにいるよ
急いで声の方に駆け寄った
帰りたい場所がある
帰れる場所がある
待ってる人がいる
待ちたい人がいる
繋いだ手が温かくて今度は帰れる安心感に涙が溢れた