通路の先には大きな部屋になっており、部屋の中央には大きなカエルのような生物を型取った白い石像が置かれていることに気付く。
ジョーのランタンの明かりで石造の巨大な複眼がきらめき、まるで生きているように見える。
一行が部屋を調べていると、ロデリックが語りだす。
「私の記憶が正しいとすれば、この像はその崇拝者たちから氷原の支配者と呼ばれているストッドスという邪神をかたどったものだ。」
そして、邪神の崇拝者は麓の街を襲うだろう。この忌まわしい悪の集団を倒すのが自分たちの運命出ることを話す。
一行は部屋の中を調べることにした。
ポーションの小瓶を一つ見つけただけで、この部屋には他にめぼしいものはなかった。
ジョーは石造に罠がないかを調べ、石造の口に何かはわからないが、罠らしきものがあることを見つけた。
一行は罠に気を付けながら、石造の破壊を開始する。一行は石造を破壊すると、部屋の奥から出て、通路を先に進んだ。
しばらく進むと、通路が左右に分かれている。
左側の通路は鍵のかかった門がある。
右の通路の先からは、冷たい風が吹いてくる。
ジョーたち一行は、右の通路を進むことにした。
(続く)