お疲れ様です  (*´ω`*) 
十段戦が終わり、とある方に十段戦の感想を書き留めてほしい、ブログに掲載したいと
お願いさせていただいた方がいます。



関西本部所属。
29期生
川上直也プロです。



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わたくしとは、同期であります。

アマチュアの頃から親交があり、付き合いは、もうかれこれ7年とか8年とかになると思います。


アマチュアの頃は、川上プロに泣かされたこともある、稲岡ですが、彼のおかげでこの世界に足を踏み入れることができたと、


いまなら書けると思った次第です。

プロになって3年半が経とうとしていますが、関西プロアマリーグでわたしが優勝した時に、大きくこの世界に入るよう背中を押してくれたのは川上プロ。

この機会を逃したらもう、うーこの性格上なかなか足を踏み入れる踏ん切りがつかないと思う

そう言ってあたしの背中を押してくれた。

試験を受けた時は不安だらけだったけど、プロ試験を受ける時に、ほとんど受かりそうもない、こんなあたしを一から、試験を受かるように手助けしてくれた人もいたし、その人にもすごく感謝してしている。


いろんな人の支えがあってこその今のわたしなんだけど、川上プロの一言がわたしのプロ入りの決定打とも言える。

もともと優柔不断なあたしは、決断力にかけるし、誰かに答えを求めてきた人生

麻雀プロになるには相当な覚悟が必要だったんだけど、本当に試験を受けてよかったと心底思っている。


そんな感謝してもしきれない

あたしにとってそんな存在の川上プロに依頼した文章をそのまま掲載させていただくことにする。



以下、川上プロからいただいた文章。




稲岡プロより、十段戦の感想書いてと言われたので、初めて麻雀について、文章にしてみようと思います。

結果から言うと、初戦で呆気なく負けた。
2着迄に入れば良いので、2半荘終わって、2着との差は、3.2ポイント差の3着。日和気味に打てば、通過出来たかも知れなかったけど、勝負すると決めて望んだ結果、勝負して刺さりまくって、気持ち良く負けた。

これが今の実力だろうし、タラレバ言っても意味がないので、潔く負けた気持ちを素直に受け止めれるようになった事だけは成長してるのかも知れない。

4年前、競技麻雀をするにあたって、私は心に誓った事があった。

出場出来るタイトル戦は、全部出る事。一度やると決めた以上、悔いなくやり続けれる環境を整える事。

月日が経つのは早いもので、もう試験を受けてから3年半経過している。

その間に自分自身の取り巻く環境は劇的に変わった。

すべては、競技麻雀を続けていくためだ。

好きこそものの上手なれ!
継続は力なり!

私はこの言葉が大変好きで、この言葉のように、物事に接していれば、いつか大成出来るのではないかと信じている。

私は生業にしている日本茶の仕事においても遅咲きであった。

日本一を決める鑑定技術を競う全国大会に出場出来るまで、7年間も予選を勝ち抜く事が出来なかった。その競技に参加するまでに8年月日を費やしていたから、日本茶の道に入って、15年掛かった訳である。

毎日毎日、緑茶と向き合って、自問自答を繰り返し、休日は色んな茶産地に出向いては、新しい発見の連続であった。

私はきっと不器用だし、意固地なんだと思う。職人はそれで良いのだと内心思いながら、結果を出せない自分に悶々としていたのを覚えている。

日本茶の競技に足を踏み入れてから3年目、職場の取締役から、もう競技に出る必要はないと言われ、私は即座に辞表を出した。その時も一度やり始めた事を投げ出すなんて嫌だと言う気持ちが強かったのだと思う。

新しい職場はすぐ決まったが、毎日往復5時間掛かる道のりは大変であった。しかし、より深く日本茶を学べる環境であったので、7年間続けれたのだと思う。

あの時、鑑定技術の競技を辞めていたら今の自分はいないし、きっと競技麻雀の世界にも足を踏み入れてないと思う。

今は競技麻雀を続けたいために、7年勤めた会社も辞め、独立開業して時間を作る事が出来た。独立開業出来たのは、日本茶鑑定技術の競技にこだわった結果、それなりの結果を残せたからだ。

畑をようやく耕して、種を蒔けるようになった頃と言えるだろうか?

結果を残せるのは、いつの日になるかわからないが、競技麻雀を納得の行くまで、やり続けたいと思う。

有難い事に、私の不甲斐ない麻雀を咎めてくれる人や、麻雀を教えてくれる先輩がいる。

私はずっと孤独だった。今も仕事に関しては、孤独と言える。仕事に関して、誰かに何かを教わるなんて事は無かった。

だけど、競技麻雀の世界には仲間がいて、同じ熱い想いの人がいて、互いに心を触れあえている気がする。

自分の居場所が初めて見つかったような気がしている。

そんな大事な場所を失ってたまるものか。

そんな想いをこれからも、大切にしながら、一歩一歩上に上れたらなぁと思う。




川上直也









川上プロの文章にあったが、彼はお茶のプロでもあり、関西でもみんなに

茶師

という愛称で呼ばれている  (*´ω`*) 

ストイックな一面もあり、ユーモアにも長けているし、優しさも兼ね備えている。

わたしとは、衝突もいろいろあったがいまでも仲良くしてもらっている。

関西を盛り上げていきたい。

連盟関西本部を盛り上げていくために必要な人物の一人だとあたしは勝手に思っている。

東京に出て行って戦う同志をわたしはとっても大切に感じているし、彼の言うように、あたしもここに居場所を見つけたように思う。





これからいろいろ頑張っていくので、関西連盟も、川上プロも、もちろんわたくしのことも
遠くからでも応援してくださるとうれしい次第です。

継続は力なり。


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今日は、朝からの更新でした!

照れうーこ照れ