お店やこの場所がよかった!という情報でないなら、じゃあ、何を書くのか、というところで足踏みをしていました。そういうそこらじゅうにすでにあるような読み物、私ももちろん参考はさせてもらって旅行していますが、自分としてはすでにあるものではなくて新たなものを作り出したいのです。
では、何のための取材か。
実は、場所の雰囲気が重要なのです。その2で引用したBeのところで書いていたように俳優としてその場に居ることができると、流れに沿って自分の意図も実現しながら演劇して(生きて)いけます。
この手法を取ることで一人称小説を書きやすくなるのです。
もっというと、池波正太郎の小説で主人公がよく蕎麦屋や食べ物屋で作戦を練ったり、敵の出方を伺ったりするのに憧れていて,そういう魅力的な場所を小説の中に作り上げるために取材しています。
そして今回の日誌を書き連ねることで、過去のブログ内容を今の作家取材日誌に応用しようとしているように、書くことが楽になれば良いなあ、と考えています。