こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
女性のオシッコに関する悩みも増えています。例えばこんな、アンケート結果があります。
小林製薬が平成20年、30~50代の女性3000人を対象に尿漏れについてアンケートを行ったところ、55%が「尿漏れの経験がある」と答えたという。
尿漏れの対処法としては、「おりものシート」(53%)と「生理用ナプキン」(44%)を使う人が多く、「尿吸収専用のシート」を使うと答えたのは27%
また、製薬会社のTVコマーシャルで女優の野際陽子さんが、
「おしっこが急にしたくなり、我慢できないことはありませんか?
このような症状を尿意切迫感といいますが、1日8回以上の頻尿と尿意切迫感を伴った過活動膀胱という病気ではありませんか?病院に行って治療しましょう」
と呼びかけたことで受診率、クスリの売り上げが伸びてるそうです。
メディアの力は凄いですね。
どれくらいの人が抱えている病気なのかというと、全国で約810万人(特に女性)ほどが上記のような症状を認めていると言われており、尿をためている時(蓄尿期)の膀胱の異常収縮が原因だと言われています。
本来の排尿パターンは、尿をためる時期(蓄尿期)、尿を出す時期(排尿期)、この2つに分かれており、一般成人の場合、膀胱内に約400ccほど尿がたまってはじめて、膀胱の収縮(排尿期)がはじまります。
本来、排尿、排便には自律神経である。交感神経と副交感神経が関係してます。
こんな経験ありませんか。旅行にいくと便秘になったことありますよね。これは、普段は副交感神経が働くと便がでる仕組みになっているのです。
ところが、旅行にいくと気分もハイになるし、環境も変わるため交感神経がUPして副交感神経を抑えるから便秘になるのです。その証拠に旅行から帰ってきたら元に戻ったという人も多いのでは。睡眠もそうですし、排尿(オシッコ)も実は自律神経の作用なんです。
それでは、過活動膀胱の薬はどのように作用するのかですが、膀胱のまわりにある排尿筋をゆるめて膀胱を拡げ尿を漏れないようにする抗コリン薬(抗ムスカリン薬)と呼ばれる薬が最も多く使われます。代表的な薬としてポラキス錠などがあります。
抗コリン薬(英: anticholinergic agent)は、アセチルコリンがアセチルコリン受容体に結合するのを阻害する薬物のことである。抗コリン作動薬とも呼ばれます。
これにより副交感神経が抑制されるため、副交感神経遮断薬とも言われてます。
ポラキス錠は有効性が高く、口渇や便秘が起こりやすい副作用があります。
なぜ、薬の副作用で便秘になるか、わかりますよね。交感神経優位になってオシッコの方は抑えられてよかったと思ったらウンコは出なくなる。いわゆる、薬の主作用の反対が副作用で出るということです。だから喉もかわくのです。
ポラキス 副作用情報
総症例5,359例中、743例(13.86%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められました。
主な副作用は口渇(8.98%)、排尿困難(1.90%)、便秘(0.84%)、胃部不快感(0.58%)等でした(再審査調査終了時)。
なお、重大な副作用として、血小板減少、麻痺性イレウス、尿閉が報告されています。
従来、抗精神病薬による副作用に対して用いられることが多かったのですが、議論の進展と非定型抗精神病薬が登場した現代では、抗精神病薬の是正によって、抗コリン剤の使用を避けるか必要最小限とすることが推奨されています。
また、尿路が狭くなることによる過活動膀胱には、尿道を拡げる交感神経遮断薬(α受容体遮断薬)と呼ばれる薬が使われます。代表的な薬としてエブランチルカプセルやハルナールカプセル等があり、副作用として、立ちくらみや腹圧性の尿失禁があります。
ハルナールは副作用が少ないのですが、保険適応が前立腺肥大症のみなので女性には使えません。
なぜ、過活動膀胱になったの、オシッコのトラブルが起きるのか、原因があります。その原因を取り除かなければ、薬だけでは治らないということですよね。
よく、質問もあります⚫︎⚫︎が入っている成分のサプリメントはどうですか?
オシッコのトラブルに効くような宣伝しているサプリメントも、薬でもないのに効くわけがありません。
どうしたらいいのか、まず、今日からできること。
・運動・・・骨盤低筋を強化する体操、ウオーキングなど
・精神面・・・自律神経をみだすストレスの排除
・食べもの・・・括約筋のゆるみの原因の甘いもの、甘い果物のとりすぎ改善
・代謝(メタボリック)・・・糖質の老廃物のオートファジー(分解し、汗・息・オシッコで出る)
・栄養素・・・代謝に必要な栄養素(体内で作ることができない必須栄養素)を天然の良質なもので取り入れる。
薬は一つのことしかできません。こっちには効くが、あっちに副作用が出る。リスクがある。
薬に頼らず自分の体は自分で治すことが大事です。自分を信じるしかない。
自分の体も良くなりたいと思っているのです。唯一その力になってあげる、助けてあげられるのは自分でしかありません。
からだの仕組みと理論を知り、本当に体がいま必要としているもの、良質な材料を入れてあげるしかありません。
「何が必要なのか、をわかってほしい!」
私の話しを聴きにきてくれた人が、本当にわかって、自分の体のために取り入れたことで「良かった、改善した」という方、たくさんいます。
改善したという喜びの声をいただくたびに、自分の仕事も「あ~やっててよかったな~」とつくづく思います。
がんばる自分に毎日ごほうびを!
嵐アカデミー講演会の会場でまた
お会いできるのを楽しみにしています。
















