【サプリの流行を作る仕組み】 | 嵐アカデミー健康講座 体のチカラ育成塾 メタボリズム栄養学 メタボのことなら嵐に聴け!

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人が口から摂取するものは食品か医薬品のどちらかです。多種多様の食べもの、健食、サプリ、薬、口にするものついてもっと真剣に考えてみましょう。メタボリズム栄養学理論の極意。なぜ病気になるの?なぜおしっこ・息をするの?メカニズムを知る。

【サプリの流行を作る仕組み】

 

2016年流行ったサプリといえば、青汁、水素、酵素ドリンクなどでしょう?

 

健康食品、サプリには流行があります。その仕組みは、製造メーカーが、今は何の食品が人気なのかなど、リサーチします。

 

そして、それが売れるのではないかと思うと、どんな成分をどの程度入れるかという設計を始めます。

 

メーカーに対してその設計を請け負う会社もあります。

 

場合によっては製造を委託している工場に、この材料の成分を使って原価500円くらいで作ってくれといえば、それらしいものを作ってくれます。(全てがこの値段ではありません。まー儲からなければいけないので)

 

日本通信販売協会サプリメント部会が2012年に行った調査(複数回答可)でも

 

・他社で製造し、自社ブランドで販売している企業 73%

 

・他社商品を仕入れて販売 37%

 

・自社で製造し販売 25,5%

 

でした。多くのサプリメーカーは自前の工場をもっておらず、健康に良さそうなイメージのある成分を委託工場に作らせます。

 

次に医学博士号をもった健康評論家の先生にそれらの健康成分を持ち上げる原稿を書かせます。

 

現役の医者なんかにインタビューなどもします。それを健康雑誌や女性誌、テレビが取り上げるよにもっていきます。

 

すると、業界内で1~2ヶ月遅れで他の会社も追随してくるのです。

 

医薬品のように開発にお金と時間がかかる訳ではないので、他の会社も工場に発注してすぐに追随できます。

 

何社かが宣伝し始めると流行の出来上がりというわけです。

 

流行のサプリに左右されずに、食事の改善をしっかりして、健康的な2017年にしたいものです。

 

来年はどんなサプリが流行るのか?