こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
巷に溢れる健康情報。そして、健康食品通販番組、市販で売られる健康食品TVではいいことだけ宣伝して売れれば、なんでもあり。芸能人を使ってのイメージ戦略。
健康食品と薬の飲み合わせが悪いものがたくさんあります。
そんな情報を毎日、一話ずつ書いていこうと思います。
今日は、ノコギリヤシです。
前立腺肥大症でオシッコの悩みを抱えている中高年の方も相談でも多いです。
また、ノコギリヤシのサプリはどうでしょうかと質問もありますよ。
まず、ノコギリヤシとはですが、北米南東部原産でヤシ科のハーブの一種です。
45cm~1mに広がるノコギリ状の葉っぱが特徴です。
葉は細かく鋭いとげに覆われ、触ると皮膚を傷つけることもあります。
夏には小さいクリーム色の花を咲かせ、冬の初めには2~3cm程のオリーブ型の濃い赤色の果実をつけます。
ノコギリヤシの果実には、油性物質が多く含まれるため、食用や薬用以外に燃料用のノコギリヤシ油としても用いられます。
ノコギリヤシの歴史は、北米インディアンは、古くからノコギリヤシの果実を男性の強壮や利尿のために食用として用いてきました。
ちなみに、ノコギリヤシは、ノコギリのようなギザギザした葉を持つことにちなんで名付けられ、英名ではソー・パルメットと呼ばれています。
また、ノコギリヤシは中国でも「棕櫚子」という名で、古くから泌尿器疾患の漢方薬として使用されてきました。
1950年代には男性の全体的強壮、利尿、鎮静効果が期待され、
1960年代には、ノコギリヤシの果実の油性成分が前立腺肥大症による排尿障害に効果的であると示されました。
そして1990年、フランスのシャンポール博士が、前立腺肥大症に効果があると報告したことで、一気にヨーロッパの医学界の注目を集めました。
現在では、ノコギリヤシの果実エキスはヨーロッパでは医薬品として認可されています。
ノコギリヤシは果実に有効成分である脂肪酸を多く含んでいます。
この成分を含むノコギリヤシエキスは5α-リダクターゼという酵素の働きを抑え、
男性の前立腺肥大や脱毛の予防に対する効果が有効があるとされています。
そんな、ノコギリヤシもを大量に摂取すると、吐き気やめまい、便秘、下痢などを引き起こす可能性があります。
また、ノコギリヤシは血液の粘度を下げる作用があるため、抗血液凝固薬や抗血小板薬とノコギリヤシを併用して摂取すると出血傾向が高まるといわれています。
医薬品との相互作用があるもの
血を固まりにくくする薬 アスピリン、ダルテパリン、ヘパリン、ワルファリン
エストロゲン、エストラジオール、エチニルエストラジオール
女性はノコギリヤシサプリは使用しないと思いますが、ノコギリヤシが性ホルモンに作用するため避妊薬 エチニルエストラジオールなどとの併用、妊娠授乳期の方も使用してはいけない。
今から、70年前の日本人には前立腺肥大症は少なかったのです。
前立腺がんも欧米人に多かったのですが、日本人の食事で牛乳、乳製品の摂取が多くなったのが原因とする食言病です。
もう一つは大豆製品の摂取が少なくなってきたことも。
豆乳も前立腺肥大に有効という研究データもいろいろあります。
まず、食事の見直しからはじめて健康食品を取り入れるかを考えるべきかと思います。
明日は、ザクロです。
がんばる自分に毎日ごほうびを!
嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。

