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情けない・・・。

金・土と竜巻被害の消防活動で、つくば市北条地区の

瓦礫撤去等を行ってきた。


日に日にボランティアの人たちも多くなり、

金曜日にはかなりの人数が北条地区にも

入っていた。


さて・・・しょっぱなから出鼻をくじかれる。

招集命令を出しておきながら、市からの指示が

決まっていないとのこと。


相変わらずのバカさ加減で、朝からげんなり。


なんだかんだで担当割振りができ、私たちの

消防団は被害が一番大きかった北条横町の地区。

現場に到着後も、指示系統が全く機能せず、消防

関係者のストレスはたまる一方。

しまいには、ボランティアの人と

「あいつら(消防)は何やってんだ!」的な感じで

言い合いが始まる始末。


午後からの作業に関しても同様で、担当割振りが

できていない市の対応にイライラ状態は続く。


みんな嫌々来ているわけではない。何かしら力に

なりたいから来ているわけである。しかも仕事を

休んで来ている人がほとんどである。


行政の対応がこんなにもひどいとは思わな

かった。もちろんそれぞれの担当者が一生懸命

仕事をしていることは理解しているつもりだ。

ただ、何が大事で、何が一番すべきことかを

理解していないように思えた。


昨年の大震災を経験しているのにもかかわらず、

こんなていたらくな状況を目の当たりにして、

ほとほとくたびれた。

一夜明けて・・・。

昨夜の活動の続きてに、今朝も朝から消防活動。


9時より消防団、本職の消防、市の役員の合同で

1件1件訪問確認とのこと。


がしかし、結局市の役員が到着したのが10過ぎ。

訪問開始が11時近かった・・・・。


でれすけごじゃっぺだよな~。


しかも、私たちと一緒に回る予定の市の役員が

何時になっても来ず、結局私たちは消防車で

広報活動をすることに。


一夜明けて、今日も瓦礫撤去やごみ撤去など

北条の街中は大混雑。

少しずつではあるが冷静さを保ち始めた街だが、

後は電力会社や土建関係の業者でないとどうし

ようもないかもしれない。重機で作業をするとか

がメインとなってくることだろう。


気になったことを少し。

避難所になっている小学校。でも実際には避難所へ

行きたくても行けない人が多いらしい。原因は

家を空けることで、盗難などが怖いとのこと。

消防だけでなく地域ボランティアの人達で夜中も

巡回はしていることだろうけど、電気が通って

ないし、街灯は一部だけだろうし・・・。


被害が起きてからじゃないとわからないものって

多々あるよなぁ~。ストレスもたまっているから

腹立たしいことも多々あるが・・・・。


夕方帰宅後、あまりの疲労困憊で先ほどまで

爆睡していた。

明日以降は自宅待機もとけることだろう。


街は電柱の撤去と再設置も行われ始めること

だろうし、少しずつだが復旧作業も行われ始まる

ことだろう。


ただ・・・・完全復旧・復興にはおそらく1年以上

かかるだろうな・・・。


今回、いろいろな方からご心配の連絡・メールを

いただきました。

直接、家には被害はなかったですが、消防等の

活動にてすぐに連絡を返せなかったことで、

ご心配等をおかけしたことをお詫び申し上げます。


昔住んでいた場所だけに、思い入れのとても強い

街であっただけに、正直なぜここに竜巻が!との

気持ちでいっぱいです。

神様は超えられない試練は与えない!と友人が

教えてくれたのを思い出しました。

でも、こんな試練は誰も受けたくないと思います。

起きてしまったものは超えなくてはならないだろう

けど、あまりに酷すぎると・・・・。


きっとこの先「北条」という街は再生すると思い

ます。田舎の人間は、何気に底力はあるのです。


私が育ったその街は、きっと再び良き街となる

ことでしょう。

災害の影に・・・。

消防活動を終え、皆で食事をし始めようとした

矢先のこと。再び緊急招集の命令が。


ラーメン1杯をいっきにやっつけ、再び本部に

戻ると・・・・。



21時半過ぎに本部に到着も、待てど暮らせど

何も指示がない。

とにかく「待機」とのこと。


色々と調べてみると・・・・・。

消防団のトップは地元市長となっている。市長が

なぜか隣町の消防団員も招集しており、地元の

消防団がいないとは何事だ!的な感じになった

為の招集だったそうだ。


結局、寒空の中、23時頃まで何もなく待機。

そして、まさかの「解散」。


もう呆れて怒りを通り越していた。


そもそも、昼間もそうだったのだが、トップの指示が

ブレブレ・場当たりだと、現場の兵隊が一番困る。

「待機」ってのが一番つらい。


市長もそうだが、議員さんの姿ってのもイライラ

してくるものだ。地元のみならずたくさんの議員

さん達がここぞとばかりに家を訪問し「大丈夫

ですか?」の声掛け。

いやいや、その前にやることいっぱいあるだろうに。

顔を売るのは大切だろうけど、もっともっと議員さんに

しかできないことがたくさんあるだろうに・・・・。


バッシングついでに言わせてもらうが、こんな酷い

被災にもかかわらず、公用車だろうけど、立派な車に

乗ってくる議員さんや、マスコミにも腹が立った。

とにかく車が邪魔で邪魔で仕方ない。私たちが

乗っている消防車をはじめとした緊急車両の妨げに

なっている。


議員さん達も、地元の議員さんは一生懸命交通

整理をしたり瓦礫撤去をしたりしているのに対し、

本部に来てああでもないこうでもないしか言わない

県や市のアホ議員、国会議員の後を金魚のふん

みたいについていく議員さん達のバカバカしさに、

汗かいて働けって言いたい。

しかも、テレビでやってるような場所しか行かず、

もっと奥地の被害大のところまで見て回れって。

こんな人達は、電柱の下をくぐってじゃないと

進めない場所があることすら知らないだろうな・・。

竜巻被害3。

瓦礫撤去を終え、被害状況・安否確認にて

1件1件巡回に向かう。


テレビでは団地を中心に被害を放送しているが、

現場ではもっともっと被害が大きいところがある。

2階建ての家が全て崩れてしまったところや、

車が反転してしまっているところ・・・・。


Nabest.com-竜巻3

正直な話、これが私の知らないところでの被害で

あれば、こんな感情にならなかったかもしれない。

知っているところだけに、竜巻前の景色をみて

いるだけに、自然と涙が出てしまった。


幼馴染の家、知り合いの家、少年野球の子供の

家、通っていた学校や病院、竜巻の通り道に

あったところは、すべて全壊やそれに近い状況に。


幼稚園の頃から通っている地元のラーメン屋。

知る人ぞ知る昔ながらのラーメン屋「栄楽」。

つい先月も行ったばかりのお店が・・・。


Nabest.com-竜巻5

話を聞くと、もう立て直してもお店はやらない

とのこと。人伝いに聞いたのでほんとかどうか

わからないが、なんともやるせない気持ちで

いっぱいとなる。


確認作業を終え、夜も更けてきたため、本日の

活動は終了となった。

竜巻被害2。

2時半過ぎ、消防本部より旧筑波町にある

全消防団の招集命令が入り、私たちも本部へ

場所を移ることに。


一度集合後、再び被災が激しい場所へ移動し、

瓦礫撤去と道路の確保等の活動を始める。


北条。

私が4歳から12歳まで住んでいた場所。

テレビでよく放映されている雇用促進住宅

(2棟ある団地)の隣に住んでいており、幼稚園・

小学校・中学校・高校とすべて北条で過ごした。


昔は賑わっていた商店街も、年数が経つにつれ

どんどんとシャッターの数が多くなっていた。

だがここ数年は、筑波大学とのタイアップも

あってか、古い街並の特色を生かした街として

アピールをし始め、ちい散歩やぶらり途中下車の旅

といったメディアにも多く紹介されていた。

結果、観光客も多くなり始め、週末や連休中には

イベント等も行っていた。


そんな街が、こんな姿になってしまうなんて、

誰が想像しただろう。

自然がすることとはいえ、あまりにむごい。


瓦礫撤去を終え、再び本部へ向かう途中、急な

雨と風が降り始めた。屋根を吹き飛ばされた

家などを目の当たりにすると、もう言葉すらでな

かった。