120年を超える歴史を持つ帝国ホテルのレポートです。
伝統は守るためにあるのではない、超えるために存在する。
お客様本位とかお客様視点のような、企業経営の基本にお客様や顧客を指し示した標語はよく見かけますが、それを質の高いサービスに具体的に変換しているかどうかとなると、実際には難しいものです。
この本では、帝国ホテルの様々な部門をヒアリングして、普段は目にしない部署毎の工夫や努力を調べ、一方で帝国ホテル全体の企業姿勢とつなぎ合わせることで、そのレベルの高さの理由を探っています。
使われた気配を消すために、そうじは「鼻から入る」
2杯目のグラスは、飲みやすい位置に意識して置かれる
電話のオペレーターは、表情のチェックを欠かさない
ちょっと、文章が説教くさいのが気になるけれど、そんな帝国ホテルの小ネタもあって面白いですよ。
「うちの会社なんて、まだまだだな」って嘆くより、「こんな風に変われば、もっと良くなる」なんて思いたいですね。
じゃ!