現代の小学6年生のユウタがタイムスリップして迷い込んだ深山井村は、1970年代の日本の原風景がまだ色濃く残るホタルの里でした。
そこで出会ったケンゾーやさえ子。
ひと夏の子どもたちの素直に明るいふれあいが、奇跡を起こします。
タイムスリップものというのは、結構ありふれていて、面白くするにはかなりハードルは高いと思います。
若干そこでのひねりが物足りないし、終盤に何となく結論が見えてきちゃったところが残念と言えば残念ですが、登場人物たちの気持ちの描写はストレートに表現されていて、やさしい気持ちになりました。
永遠の夏休み、、、
それを懐かしがるより、心の持ちようで、いつでも人はそこに帰ることができるような気がしました。
よかった、よかった。
それにしても、アルファポリス文庫って初めて買ったのですが、文字が大きくて上下巻で405ページあったのに、2.5日で読了でした。
「阪急電車」「しゃべれども しゃべれども」「虹色ほたる 永遠の夏休み」と、ここしばらく、心の疲れと言うか、ささくれを取り除くような感じの本を集中して読んできました。
やさしいだけでは生きてゆけないけど、やさしくなければ人生は味気ない。
思ったように行かないことは多いし、思っていることが上手に伝わらないことに凹むこともしょっちゅうだけれど、それでも心温かいことを大切にしたいと思います。
じゃ!