一般の人からすると「一緒じゃねぇか」と思われるかもしれませんが、広告とイベントは同じ部門に属していても、仕事が全然違います。
扱っている金額は広告の方が一桁、二桁多い。
付き合う人もクリエイティブな人が多く、一方イベントはどちらかと言うと職人っぽい人が多いようです。
先日、ある大手電機メーカーの宣伝部門で広告からイベント部門に異動した人と話をする機会がありました。
「夜のつきあいが減って、健康的になりました」と冗談を言っていたので、「でも、少しさびしくないですか?」って聞いたら「そう思う時もあります」と返事。
それは決して接待が減ったからというさもしい意識からだけではなくて、お金のあるところに人は集まるということを身をもって感じたからだと思います。
逆を言えば、お金のないところに人は集まらない。
何だか嫌な表現になってしまいましたが、ビジネスの効率を考えれば当然ですね。
それ自体を責めるつもりはありませんが、ボクも媒体を買う仕事からイベントに移った時に謀らずもそう思ってしまったひとりです。
同じ広告会社、同じ人と関わっていても、明らかに力の入れようが違う。
「あれっ?何で対応の速さや質が違うの?」という違和感を解消するのに半年程度かかりました。
しかも、同じ部署にいる広告部門の人たちもプロモーションの中でイベントを有効に利用するという意識が低い。
よほど大きなイベントでない限り、広告の人たちはイベントに興味がありません。
同時にイベントに携わっている人もただイベントをやっていればいいと思っている人が多い。
確かに、扱うお金の量で偉いとか偉くないとか言っているわけではなく、それぞれにプライドを持ってしっかり仕事をしていれば何の問題はない訳です。
ここでボクが指摘したいのは、広告もイベントも目的ではなく手段に過ぎないのに何故協力しながら仕事ができないのかという点。
広告やイベント、その他販売促進が連動してこそのプロモーションなのに、連携を取ろうとしない。
なので、ボクはしばらく広告の人たち、お金の多少で態度を変える人たち、ただ展示会でブースを作って壊すことを繰り返して満足している人をどこかで嫌っていました。
こう言う場合、人はどうなるか。
拗ねる。反感を持つ。迎合する。
広告の華やかな世界に嫉妬しているような感じですね。
自分も情けない。
でも不満だけ並べ立てても状況は何も変わらないことに気付きました。
と言うことで広告脳を強化し、イベントとか広告とかではなく、コミュニケーションという視点から強力なメッセージが発信するために必要な指針を自分の中に打ち立てようと思います。
大学時代は「宣伝会議」や広告の本が好きで仕方なかったのに、最近まじめじゃなかった。
反省。
まずは、本屋さんに行って、じーっと棚を見つめ、向こうから呼びかけてくる本を2冊購入。
「欲しい、ほしい、ホシイ」(小霜和也 インプレスジャパン)
「次世代広告進化論」(須田伸 ソフトバンククリエイティブ)
この土曜日曜はしっかり広告に浸ってみようと思います。
しかし、この手の本の著者ってH堂を辞めた人が多い気がするのは、気のせい?
じゃ!