奥田英朗
空中ブランコ、インザプール、町長選挙、サウスバウンド、東京物語、マドンナ、ガール、いろいろ読んできたけれど、どれも同じ時間を生きてきた空気感が好きだ。
パーティ企画会社を運営している自称青年実業家と記憶力の高さで一流商社に入社してしまったためにさえない会社人生を送っている会社員、父親がインチキ画廊商で家庭を崩壊させたことを恨んで復讐しようとする娘、偶然25才の3人が出会ったとき、やくざやマフィアを巻き込んだ10億円強奪事件を引き起こす。
日々の生活に流される中、どこかで自分は変わりたいと思いながら、何も変えられない。
そんな諦めに似た気持ちを、必ずどこかに「きっかけ」があることと、でも最後はそれに「乗るか乗らないか」は自分次第なんだということを感じさせてくれる1冊です。
今は、織田信長の本に移りましたが、それが終わったらそろそろ「ローマ人の物語」再挑戦です。
じゃ!