北海道マラソン。
ダニエル・ジェンガが2時間12分で優勝。女子の優勝は嶋原清子が2時間25分。
やはりトップアスリートの走りはすごいですね。
そして、走っている時は「怖っ!」って顔だったのに、走り終わると本当に素敵な笑顔。
いやー、感動でした。
しかし、優勝タイムの2時間12分って、ボクの記録の半分!?
ボクが折り返し地点にいる時にゴール?
とても同じ競技とは思えません。
テレビで見ていたら、女子のトップを走る嶋原選手の前に男性の一般ランナーが走っていました。
普通だと「なーんだ、女子とおんなじかぁ」なんて思われちゃうかもしれませんが、それだって、2時間半ペースで走っているのですから、名前は知りませんがすごい人です。
ここでは、約5年前にさかのぼって、ボクが初めてマラソンに参加するまでの練習経過についてお話しています。
人はそれぞれに体格やスポーツへの慣れ親しみなどあって、状況はちがいますから、この話がどのように役に立つかは分かりませんが、ボクの工夫や失敗を読んで、自分なりの初マラソン像を作って練習に励んでもらえれば、うれしいです。
さて、ジムのランニングマシンからロードへ出て、プログラムの立て方や実行の際の注意ポイントはいくつか前に書きましたが、次のことをもっと早く書くべきでした。
本当に気をつけなければいけないこと。
そうです。ランニングマシンという温室からロードと言う野生の世界(大げさか?)に飛び込んで、さらされる大いなる危機。
それは、交通事故。
決して「公園内を走っていれば大丈夫」と言うことではありません。
確かに、歩行者用の交差点が赤の時、車がいないと渡っちゃうとか、小道から急に車が飛び出してくるとか、「自動車に注意しましょう」というのはありますが、その前提としての自分がそもそも「危ない存在」なんです。
長く走っていると疲れてきます。
走り始めは腕の振り、足の運びもしっかりしていますが、疲れてくるとだんだん走りがだらしなくなる。
その時に一番怖いのは「転倒」。
自然につま先が上がらなくなって、普段だったら何でもないちょっとした道路の盛り上がった部分に蹴躓いてしまします。
そうすると、疲れているのでそのまま勢いづいて前のめりに転倒。
その先に交差点があったり、子供が前を歩いていたら、あなたが事故を誘発してしまうことになります。
それに、もし無理に転ばないように踏んばったりしても足を捻挫することにもなりかねません。
蹴躓いた時って心底怖いです。
本当に蹴躓いた瞬間がスローモーションになってゆく。
「あー、この先どうなっちゃうんだろー、もしかしたらコケるのかなぁ、コケないのかなぁ~、やばい、向こうから自転車のおばちゃんがやってくるけど、もうどうにもならん、あー」
が、多分0.1秒の間に頭の中をよぎります。
疲れて走りがつらくなった時こそ、つま先からではなく踵から着地するようにしてください。
だいたい、いい大人が走っていて転んだりするとトホホな感じで凹んじゃったりします。そんなの嫌ですよね。
続いて危険なのは、ヘッドフォンです。
音楽を聴きながら走る人が増えています。
最近の携帯プレーヤーの性能が格段に上がって「ノイズキャンセル機能」のついたヘッドフォンなんて地下鉄の中でも雑音なしに音楽を聴くことができてしまうくらい優秀なものが出回っていて、そんなヘッドフォンをつけた人をよく見かけます。
でも、完全に聴覚を音楽に奪われた状態で、外を走っていて大丈夫でしょうか。
例えば、車のクラクションやエンジン音などの気配も感じない、視覚だけに頼る状態で、あなたは安全に走れると思いますか?
普段街中を走る時、周囲の気配を感じて少し脇にそれたり、スピードを緩めたりすることがありますが、心が聴覚に集中した時に周囲まで気を配れますか?
確かに音楽に没頭したいのであればそれもいいかもしれませんが、「走る」ことが主になる場合はお勧めできません。
スポーツ用にオープンエアのヘッドフォンがあるので、走る時だけは付属のヘッドフォンではなく、そちらを装着して走りましょう。
せっかく健康になろうと思っているのに怪我をしてしまったら何にもなりません。
それに、実際走ってみると沿道の声援も耳に十分入りますから、いいと思います。
そんな危機も意識しながらの練習。
なんだか、「自分、ちょっと考えてるやん!」という自己満足もあり、完走の確率50%に復活です。
じゃ!