前回は、ロードに出た際に「練習で走る距離を正確に計測しよう」というお話をしました。

ロードに出ると、やはり「本当に自分は走るんだ」という実感が湧いてきますが、一方で景色を見ながら走ると、「なかなか進んでいない」とか「どれぐらいのスピードで走っているのか分からない」とか、ジムの機械の上で走っていた時とは違う不安も出てきます。


仮に片道4kmのコースを自分で設定しても、途中にマラソンコースのようにキロポストが置かれているわけではありませんから、最初は全然調子が分からない。


そんな時は、携帯のミュージックプレーヤーが便利です。

一曲の長さはだいたい分かりますから、「この曲が流れている時にここら辺を走っていればOK」のようにイメージができるようになると、少し遅れた時は途中からペースアップすればいいし、調子が良くてついついスピードを出し過ぎた時はペースダウンすればいい訳です。


とは、言っても片道4kmだったら往復8km。

まずは、記録より完走ですから、そんなに飛ばさなくて大丈夫。


時速8km。片道30分。折り返して1時間。

まずはそこからです。


早歩きで時速7km。身体を前に倒して走り出すのが7.5kmぐらいですからそれよりちょっと走っているのが8kmという感覚を自分でつかめたら、走ってみましょう。


ただし自分としてはしっかり走っているつもりですが、世間的には決して速くありません。

ボクは、走っている隣をアンパンマンのチリンチリンがついた幼児用の自転車に軽々と抜かれた時に泣きました。

うそです。でも泣きはしませんでしたが、かなり凹みました。


でもそれが今の自分。

そんなプライドを捨てて練習を続けてゆくことが今は大事です。


自分と向き合うことができる、というか、向き合わなければ42.195kmなんて走れないですよね。

自分の決めた距離を決めた時間内に走れたら自分をほめてあげましょう。

ボクの場合は基本単位は8kmだったので、「それを1時間で走れたら、その5倍とちょっとじゃないか」なんてポジティブに考えていました。


8kmが走れるようになったら、4kmを足して12km。

そこでバテたら電車でひと駅で帰宅。

それぐらいの気持ちで少しずつ自信をつける。

ウェストポーチにはいつも電車代と飲み物代ぐらいは入れておいた方がいいと思います。


そうして少しずつ負荷を高めてゆきますが、やはり素人トレーニングでした。

その先面倒なことが次から次へと起こります。


時は9月。ナハマラソンの申し込みも始まり、気分は盛り上がり、裏付けのない自信が先行します。


完走の可能性一気に50%