007シリーズ第22作。前作「カジノ・ロワイヤル」の続編。
恋人ベスパーを失ったジェームズ・ボンドが復讐と任務の狭間で苦悩する姿を描く。
ダニエル・クレイグ as James Bond の2作目、「007 慰めの報酬」のDVDをHMVのポイント10倍セールを待って買いました。
前作の「カジノ・ロワイヤル」は、海外出張の飛行機で往復4回は観たんだけれど、ダニエル・クレイグがどうもボンドとしっくりこない感じがぬぐえませんでした。
自分が親しんできた歴代のボンドというか、ボンドのキャラクターに比べて渋すぎるし、遊びが少なすぎる。
Bondは、非情な英国諜報部員でありながら、ギャンブルには強く、女性に弱く、ユーモアのセンスを忘れないヒーローだったのに、クレイグにはその底辺にある「お調子者感」が感じられない。
007のコードネームをもらってすぐという設定なので、Bondにも「青臭さが残っていた」ということなのかもしれませんが、「じゃぁ、任務を重ねていく中であんなお調子者になっちゃう訳?」と言いたくなります。
主演俳優がシリーズの中で変わると必ずブーイングが出るものです。
でも、それは俳優がシリーズに欠かせないものを消化して役を自分のものにするしかありません。
ジョージ・レイゼンビーが1作、ティモシー・ダルトンが2作で降板したのもボンドになり切れなかったからだと思います。
一説には、オーランド・ブルームがボンド役の候補に挙がってたと言う話も…
監督のマーク・フォースター。「チョコレート」や「ネバーランド」を撮った監督が007?と心配したのですが、それが的中。両方いい映画ですが、それと007は別物です。
一生懸命作ったようには見えるのですが、アクションシーンも分かりにくく、展開もあっさりしていて、どこかの評論家が書いていましたが、ボンドとジェイソン・ボーンが重なっちゃって、今一すっきりしない作品でした。
次回作でそこら辺がどう変わるか、期待しています。
「フーテンの寅さん」が映画史上シリーズ最長としてギネスに乗ったという話が以前ありましたが、これからもがんばってその記録を抜いてくれ!