これから、マラソンにチャレンジしようという方に伝えたいことがあります。
それは、初マラソンの感動は、それ以降のマラソンでの感動とはちがう唯一のものだということです。
専属のトレーナーがいるわけでもなく、誰も自分が完走できるなんて断言してくれる人のいない状況で、途中何がおこるかわからないという不安と闘いながら42.195km走り抜けられた時の感動は、忘れようとしても忘れられないものになるでしょう。
ですから、初めてチャレンジする方には、「チャレンジしよう」と思った瞬間からゴールまでを味わってもらいたいと思います。
もともと長距離を走っていてマラソンを始める人。健康増進の一環として走る人。ダイエットのために自分を追い込む人。
きっかけは人それぞれ。
ボクの場合は、会社の飲み会の勢いでした。
先輩が既に2回ナハマラソンを完走していて、毎回その話をするんです。
しかも仕事中に取引先の人に話すのですが、たくさんの取引先と話すたびに同席する我々は同じ話を何回も聞かなきゃいけない。
自分もマラソンのことがわかれば少しは参加できるのだけれど、昔陸上部で短距離を走っていただけに「長距離走る奴の気が知れねぇ」と思っていた自分としては遠い世界の話で、ただただ隣で「はい」とか「ほー」というお客さんの相槌をながめるだけ。
しまいには、自分のことのように暗記するぐらい聞かされて、少々うんざりしていました。
それがある時、お取引先の方と会食の際、またその話が!
あぁ、「あなたたちは、年に1度かもしれないけれど、こっちは2年まるまるこの話を聞かされてんだぞ!」と思いながら話をしていたら、相手が本気かお愛想かしらないけれど「じゃ、今度は私たちも走りましょう」なんて言い出した。
「はぁ?」