ジョニーは戦場へ行った | whiskey- whisky さんのブログ

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ウイスキーのお話。
詳しくはないけど好きです!

ネタバレあるかな?多分あるので観てない方はご注意を。

ジョニーは戦場へ行った、という小説&映画をご存じだろうか?ドルトン・トランボが1939年に発表した小説で、同じくトランボが監督し1971年に公開した映画です。
戦争で負傷し、四肢と額から顎までの顔全体を失ってしまった青年、ジョー・ボナムは病院に運ばれ意識も無いものとして研究材料のような扱いで生かされる。
しかし彼には意識があり、自分が起きているのか寝ているのか?現実なのか夢なのかわからず、両腕両足、顔の無い状態でも自分に意識があることを周りの者に伝える術を必死に考え、文字通り頭を使いモールス信号で必死にhelpと訴え続ける。何日も何日も。やっと通じて相手から、おでこに信号が返ってくる。『君の望みは?』
胴体しかなく顔もない、肺には直接空気が送られているから自殺もできない、そんな絶望的な状態に一筋の光が見えたが……。


かなり強烈な小説&映画で、決して面白い話でもないし何度も観たいとは思えない暗い話です。でも、生きることとは?死ぬこととは?今の当たり前の生活すらも考えさせられてしまう。
第二次世界対戦の勃発2日後に刊行され、あまりにも反戦メッセージが強く発禁。戦争が終わると再版され再び戦争が勃発すれば発禁に。発禁と出版を繰り返した問題作。
戦争前に世界の全ての人に読んでもらいたかったと思います。



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