他資格は本当に必要ですか!? | 東京都大田区の行政書士しょうぶの至誠ブログ

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2014年6月1日に東京都大田区で行政書士登録・開業しました。主な取扱業務は補助金申請サポート業務と株式会社・合同会社・一般社団法人の設立業務です。

12月8日(日)になりました。

東京都大田区の行政書士しょうぶです。

 

 

さて、行政書士として仕事をしていると、時々社会保険労務士などの他資格について考えてしまうことがあります。

特に、行政書士業務で関わったお客様から労務関係のご相談をいただく際にそのように考えてしまいます。

 

 

ここで自分が採るべき選択肢は2つ。

社会保険労務士を紹介するか、それとも自分で社会保険労務士の資格を取るか、です。

本来の理想は後者で、将来的には自分自身がダブルライセンスで業務の幅を拡げた方がいいでしょう。

 

 

ただ、合格率が一桁の難関国家資格である社会保険労務士の資格を、果たしてそう簡単に取得できるのでしょうか?

もちろん、いとも簡単に試験に合格してしまう方もいるとは思いますが、普通は毎日一生懸命こつこつ勉強しなければ試験に合格するのは難しいと思います。

毎日こつこつ社会保険労務士試験の勉強をするとなると、必然と行政書士業務に影響が出ます。

試験勉強と実務をうまく両立できればそれに越したことはないのですが、私のような効率の悪い人間だと正直両立は困難です。

下手すると「二兎追うものは一兎も得ず」になる可能性だってあります。

 

 

要は、他資格を取得したいと思ったときは、まずは「果たしてその他資格が本当に必要なのかどうか」を熟慮する必要があります。

たとえ行政書士業務に大なり小なり影響が出たとしても、今後のことを考えたら取得しておくべきだと判断できるようであれば、他資格の勉強にも弾みがつくかと思います。

ただ、そのような判断に少しでも迷いが生じるのであれば、軽い気持ちで安易に他資格の勉強をするのは危険だと思います。

 

 

行政書士という国家資格は、あらゆる可能性に満ちた大変立派な資格だと思っています。

行政書士の資格一つで大活躍している先生方も何人もいます。

それを踏まえたうえで、今後他資格に挑戦していくか否かをじっくり判断したいところですね。