天外伺朗さんのメルマガ転用させていただきます。
有名な方なので天外さんをご存知の方も多いと思いますが、ソニーに勤務されていた時にCDの発明やアイボの開発をされ、いまはホロトロピック・ネットワークや経営コンサルタントなどをされておられます。
~以下100%転用~
天外レポートNo.107 2017.06.21
1980年代の初め、インディゴ・チルドレンと呼ばれる子が、
かなりの数生まれてきた、ということが話題になった。
一般の子どもよりも、はるかに神経が繊細で、ときには
超能力に類する力があり、前世や、生まれる前の中間生、
母親の胎内にいた時のことなどをよく覚えていたり、
場合によっては宇宙の基本構造について理解している。
芸術的な才能が際立っていることもある。
オーラが見える第三者が見ると、
他とは違う藍色なのですぐわかるという。
進化した人類なのではないかといわれていたが、あまりにも
鋭敏なため、いまの学校教育や社会になじめず、多くの子が
不登校や引きこもりになっていったようだ。
もちろん正統的な医学や心理学では認めておらず、診察を受けると
ADHD、自閉症、統合失調症などと診断され、最悪の場合には
精神病院に入れられるケースもあったようだ。
身の回りにも何人かいる。
たとえば、私が主宰するホロトロピック・ネットワーク
(旧称:マハーサマディ研究会)の事務局にいた
いんやく(旧姓:矢舗)紀子さんのお子さんだ。
七ヶ月で早産し、心臓も肺も未発達で、
ゼロ歳から毎年何か月も入院し、
小学校に上がる前にペースメーカーを入れた。
かなり大変な子育てだった。
言葉を喋りはじめるとすぐに
「僕は、こういう体を選んで生まれてきたんだよ。
ちゃんと育つから心配しなくていいよ。」といいだしてびっくりしたという。
その子(いんやくりお君)の語りを母親が書き留めた本
『自分を選んで生まれてきたよ』は大ベストセラーになったので、
読まれた方もいらっしゃるだろう。
りお君は、東京の小学校では不適合で苦労していたが、
3.11の後、放射能を避けて移住した沖縄の小学校では受け入れられ、
のびのびと育ち始めた。
中学になると芸術的な才能を発揮し始め、
缶からに竿をつけただけの玩具のような蛇味線を引っ提げて
大人の大会に出て優勝したこともあった。
2015年に、天外伺朗作詞作曲のCD『坊やが紡ぐ物語』
(ボサノバ中心、小野リサのバックバンドが演奏)が発売になった。
たまたま歌手の大城蘭さんが沖縄在住なので、
8月には那覇で演奏会が開かれ、天外もSAXを演奏した。
演奏会の最後にりお君が缶からの蛇味線を持って登場し、
独奏を披露した。
会場は驚きと喝采と大拍手に包まれた。
まさに演奏会の人気は、
中学生のりお君が一人でかっさらっていった感がある。
こういう才能が、インディゴ・チルドレンの特徴のひとつだ。
りお君のようなインディゴ・チルドレンは、何人か見てきた。
いずれも、学校や社会との不適合に悩んでいたが、
たしかに才能に恵まれており、
やはり進化した人類なのかな、という印象を受けていた。
だが、いままではあくまでもチルドレンだった。
いずれは、彼らの時代が来るのかもしれないが、
さしあたりは我々旧人類がしばらくの間
社会をささえていくのだろうと思っていた。
ところが、ふと気づくと、
社会のあちこちに彼らが進出している。
考えてみれば、当たり前だ。
1980年代の初めに生まれた子は、いまでは30代後半だ。
もうチルドレンとは呼べず、インディゴ・アダルトとして
社会の中枢を担う立場についているのだ。
いま、愛媛天外塾にそういう一人が参加している。
やはり、社会との不適合に悩み、自殺未遂、10年間の引き籠りを経て、
いまでは立派な経営者として活躍している。
天外塾では、質問や自己紹介を
「ぐちゃぐちゃに」しゃべることを奨励している。
理路整然としゃべると、「格好つけ」「装い」が入り込み、
表面的な発言になりがちだからだ。
これを、大脳新皮質の論理だけでなく、情動をつかさどる古い脳に
接地したまま発言する練習、と表現している。
古い脳に接地しない発言は、
我々には「心がこもっていないな」程度にしか感じられないが、
インディゴの人が聞くと「噓」に聞こえるらしい。
ある塾生の自己紹介に対して、そのインディゴ・経営者から
「聞いていると、全部言葉が嘘っぱちだ。いったいあなたは何を
怖れているのですか?」と鋭い突込みが入った。
自己紹介をしていた塾生は、表面的には立派なプレゼンを
していたので、本人もほかの塾生も唖然!
私が、得意の「インディ語~日本語」通訳をして、
しばらくディスカッションを続けたら、塾生は自分の中に
「ちゃんとしていないと、この世に存在してはいけない」
というメンタルモデルがあることを発見。
そのために「ぐちゃぐちゃに」しゃべることに対する、
とても激しい恐怖があることもわかった。
これは、塾生にとってはとても大きな驚きだった。
その気づきを語る塾生の言葉の強いエネルギーに、
塾生全員が鳥肌が立った。
その前の論理的だが表面的なパワーのない言葉との差が歴然となったのだ。
「怖れ」に気づいたからと言って、
すぐに古い脳に接地して常にしゃべれるようにはならないが、
「怖れ」が意識できれば急激に成長が始まる。
その塾生は、名経営者への道を着実に歩みはじめるだろう。
これから、ますますインディゴの社員の数が増えてくるだろう。
それが社会の進化であり、うまく対応できれば企業経営の進化にも
つながるはずだ。
経営者は、いままでのような「カッコつけ」「装い」「ごまかし」が
通用しない時代に突入しつつあることに気づかなければいけない。
いままでのスタイルは薄っぺらな経営であり、決して効率は良くない。
それを続けていると、競争力がなくなるだけでなく、
優秀な社員からやめていく会社になりかねない。
インディゴが次の世代を担う進化した人類だとすると、
天外塾はその時代を先取りした経営をお伝えしてきたことになる。
これから、ますます役割が重くなるな、
と身が引き締まる思いをしている。
~天外さん、感謝です。ありがとうございます。~