TPPへの参加は二重の意味で「危険であり、二重の侮辱」 | 雑雑談談

TPPへの参加は二重の意味で「危険であり、二重の侮辱」

再度掲載

やはりこれが短くて解りやすい!と思う。




文字書き起こし

「私たちは、TPP交渉が行われているシンガポールにて、
日本政府がTPPに参加しようとしていると聞き、大変心配しています。
日本が、ルールづくりに参加する権利も、何に合意するのかを知る権利すらないのに、
参加しようとしているからです。

日本は、これまでのすべての合意を受け入れるといった。
私たちは、そう理解しています。
それは、900ページ以上もあるルールに日本の既存、
および未来におけるすべての法制度を、合わせなければならないということです。

貿易だけではなく、医薬品の価格やアクセス、食の安全や食品表示、
郵便の規制や、エネルギーや輸送サービス、銀行、
消費者の権利保障などの分野においてです。
数多くの、貿易に全く関係のない国内政策が指図されていくのです。

何が書かれているのかを見ることもできず、
たった一文字の変更も許されないままに、このルールを受け入れること。
それが、日本がTPPに参加する際に要求されます。

つまりは、日本は「交渉」に参加するのではなく、
「すでに条項の定められた協定」に参加するわけです。

なぜ安倍政権が日本にとって、
こんなにも無礼で危険なプロセスに合意しようとしているのか、
とても不可解でなりません。
しかし、それが私たちの聞いたところです。
すでに、協定に参加している国では、強力な反対運動がいくつも起こっています。
しかし、それらの国は、すでに規定された条項が、
押し付けられているわけではありません。
日本の人々にとって、TPPへの参加は二重の意味で危険であり、二重の侮辱なのです。