総理官邸前のアスファルト補修工事って・・・ | 雑雑談談

総理官邸前のアスファルト補修工事って・・・

野田首相の姑息な原発デモ阻止作戦
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2012/06/post-df24.html

総理官邸前のまったく傷んでいないアスファルトの道路を
官邸の指示で6月末から突然、補修工事が始まったらしい。

 なぜ、今、工事なのか?

その答えは簡単だ。毎週金曜日に行われる「反原発」デモに対する嫌がらせなのだ。
工事中のためデモ隊が官邸前に集まることができない。
野田首相の耳には「大飯原発再稼働反対」の声は明らかに届いている。
恐らく首相にとっては市民の切実な訴えも単なる怒声か罵声にしか
聞こえないのだろう。どじょうならぬ馬の耳に念仏というわけだ。

それにしても、都合が悪くなると道路まで掘り起こして
「工事のため通行禁止」としてしまう野田首相の傲慢さには驚かざるを得ない。
時間のある方はぜひとも永田町の総理官邸付近まで足を伸ばして
「工事現場」をとくとご覧いただきたい。
工事は年末まで続くそうだが税金の無駄遣いを許していいはずがない。

ところで、私は『原発のカラクリ』(鹿砦社)という絵本(写真合成作品と文)を上梓した。
すでに当ブログ・神州の泉でも紹介していただいたおかげで売れ行きも好調だ。
好評のため期間延長の銀座での個展も26日に終了した。

ギャラリーを訪れた方の中でとくに印象に残ったのは津波と原発の
間接被害の二重苦に悩まされている仙台在住の40代の女性の話だ。
中学と高校に通うお子さんの放射能被害を懸念して
実家の広島の全寮制の学校に転校せざるをえなかった。
宮城県は瓦礫処理の話はOKだが原発被害の話は御法度という雰囲気だという。
辛かったのは実家の両親が「広島だって被曝しても長生きしている人もいるんだから、
そんなに心配することはないんじゃないの」と言われたことだという。
母子家庭の親子分裂を招いた東電の罪は深い。

埼玉県の某市役所の職員と称する男性は植草一秀氏のブログを見て、
最終日と知って駆けつけた。まさか東電の方じゃないでしょうね、
との私の冗談に笑みを浮かべながら、
いやいや、地方公務員です、とまじめに応えた。
しばらく東電と政府に対する批判を語ったがパロディーによる批判は
相手にダメージを与えるから、これからもどんどんやってほしい、と激励されてしまった。

著書『原発のカラクリ』は我が国の原子力ムラの背後に巨大な
「国際原子力ムラ」の存在が控えており、
彼らが日本の政治・経済をもコントロールしていることをパロディーという
視覚的な作品と出来るだけ解りやすく書いた文章を添えて訴えたものだ。
中学・高校生にも読んでほしい本である。
***********************************************************

補修工事って・・・これが日本の首相とはなんとも情けない。
ホント、日本人じゃないのかもしれない・・・
日本人なら神輿がしっかりしていれば、我が身を犠牲にしてでも着いて行くのだ。
こんな神輿は・・・いらない。