シグナスXとアドレスV125、タミケン開発品の紹介 | 大西二輪塾

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Project to forging in environment compete

2015年に共同開発させて頂きましたレースパーツ3種が発売されてまーす。

「シグナスX、レース用カウル各種」(マスク、ライト、シートの各カバー)



http://m-design-goods.sblo.jp/article/47485927.html

レース前に、スッと取り出し、パシッとはめるだけ。
超簡単でカッコ良いカバー類。
同時にカッコイー塗装なんかしちゃえば、あの子の視線も釘付けよっっ!

 
※名はケイティちゃん、職場の上司です(笑)
 今、開発案件とは一切無関係也・・・・・

「アドレスV125用のDY製別体リアサスペンション」

 

http://wiruswin.com/address_v125s/sp_parts/sp_parts_address_v125s_dy_racing_rear_sus.html

台湾の超悪路で鍛えられたDY社製のサスペンションをベースに、ウィルズ・ウィンさんと共同で開発いたしました。
アドレスV125の「レーシングサスペンション」です。
2名乗車のタンデム用途も考えて妥協された生ぬるいサスペンションとは、一緒にしないでくださいっっ!
(憎きDIOに負けましたが、FN4カテゴリでは2015年絶賛日本一!!)
同時に、体重60キロ以下対応「11%ダウンのソフトスプリング」もオプションラインナップします。

今までは「超軟らかいスプリング」+「380mmの超リア上げ」の仕様で乗っていましたが、ピーキーなフロントの切れ込みがネックでした。
ですので、前後のバランスを取ってリアタイヤにもシッカリ仕事をしてもらう方向に仕上げました。

サス長は325mmとほぼノーマルです。
ですので、サーキット走行には「40mm前後の延長アダプター」を別途ご用意ください。
これは延長アダプターを選ぶことで、安価に車高セッティングの対応を可能にした「タミケン本気のコダワリ」です。
私はヤフオクで購入した40mmの延長アダプターを使用しています。

車体の路面接触が嫌 → ケツ上げ → ゴツゴツ感でイライラ
そんな町乗りライダーにもオススメです。

「シグナスX用FP4-STレーシングマフラー」



http://wiruswin.com/cygnus_x12/muffler/cygnus_x12_fp4_st_racing.html

2015年のマルチ杯全国大会。
キャブ車のエンジン本体を仕上げる時間が無いため、ウィルズ・ウィンさんに泣きついて開発を始めて頂きました。
幾度も幾度もダメだしに耐えていただき、何度明け方の明智ヒルトップまでマフラーを届けてもらったことか・・・
全国大会は3位と言う成績でしたが、良い排気システムが出来ました。
基本はキャブ車である初期型で実戦開発をしてきましたが、2015年西日本マルチ杯最終戦では3型のFI車へポン付けでも実戦投入。
そこでは基本スペックがモンスター、しかも数年かけて仕上げられたティグラに肉薄する事が出来ました。
あれだけの「差」に縮める事が出来た事、関係者だけでなく私本人も驚愕でした。
つまり、「キャブ仕様」「FI仕様」共に高次元の出来上がりです。

ウィルズ・ウィンFP4-STマフラーの特性は時代錯誤な「超回転型」のタミケン仕様です。
少しキャブ車に合わせトルクを持たせている感じですが、タミケンの考えるスクーターの理想パワー特性は「泣く子も黙る超高回転」
FI車なら「1万回転以上」で変速させます。
キャブ車でも「9,600回転」以上をレブ域。
野獣のような民犬?!特性です。
パワー至上主義です。

なんにせ、私の知る限り、実戦開発したマフラーしか速いマフラーは存在しません。
シグナスXのオススメマフラー?
「そりゃ、FP4-STマフラーしかないでしょ」
お試し、あれっっ!!

4stなので50ccの2stに比べればシビアさは1/10ですが、回転を下側に外すとノーマルより遅いです。
最低限、ウエイトローラーで「回転数の調整」と、さらにパワーを求めるなら「ピーク時の燃料は薄く」(メインジェット1ランク下げ程度)調整して見てください。
ただし、燃費は悪くなりますので街乗りの際はご注意を!