終わってみれば、春の旧勢力組だった。勝ったエネルジコは、ダービー組ではなかったがダービーを回避しなければ上位に来てたという見立てだ。


2着エリキングも皐月賞、ダービーでは、まだ完調とは言えず前走の神戸新聞杯で完勝して、やっと本来の調子に戻った。


エネルジコは、ルメールの好騎乗が大きかった。予想としては、もっと早くまくっていくかと思ったが、逃げたのが武豊でなかったこともあって、向こう正面で位置を上げていったのが勝因かな。


エリキングは前走で末脚がわかったので、位置取りは後方になった。馬場状態を考慮すればもう少し前に行きたかっただろう。そうできないのが脚質というか馬キャラだろう。


3着のエキサイトバイオは4ヶ月の休み明けで、好走した。福島のラジオNIKKEI以来のローテは2018年に勝ったフィエールマンと同じ。しかもフィエールマンはラジオNIKKEIは惜敗の2着からで、こちらは勝って休みを挟んでの参戦。ちょっと人気がなさすぎたかな。終わってから言えるけど(笑)


それで、この菊花賞の回顧の馬券的なポイントは、天候ですね。必要以上に馬場が渋ると思った予想家やファンが多かった。ボクは現地にいたので降るには降ったが、それほど影響はないという判断をして、エネルジコ=エリキングの馬連が10倍はつけすぎると考えて、日頃の大穴狙いを返上して本命馬券に切り換えた。


ボクは競馬が能力通り決まらない要因は、大きく2つあると思う。ひとつは馬場状態と2つ目は展開です。この2つを除けば予想外の事象、馬群に包まれて差し遅れるとか、前がカベになって追えなかったとかだ。


今回は、馬場状態がポイントだった。3000mの距離に加えて、重馬場だったらスピードでなくスタミナだと、みんながそう考えた。ジョバンニに切れ負けする馬だが、長く渋太い脚を使う馬だということで3番人気。


5番人気で4着のゲルチュタールも同様。しかし、この日の京都芝コースでは、5Rと8Rの1〜3着馬はすべて3ハロンを33秒台で上がっている。馬場が悪ければ、上がれない。そう思って菊花賞は上がりの速い脚を持つ馬を狙った。


それが変哲もない。1、2番人気での決着。それでも馬連10倍、ワイド5倍はおいしい。もしも良馬場だったら馬連8倍、ワイド2〜3倍だったろう。今回のボクの馬券術は、みんなが重馬場だ荒れると見て伏兵を買っていったのを、逆手に取った馬券です。


つまりは、大方のみんなの考えと逆に張るのがギャンブル。それが今回は偶々上手くいっただけ。


さあ、今週の天皇賞・秋はメンバーが揃いましたね。15頭全馬どこからでも狙って行けるみたいな。菊花賞馬アーバンシックや皐月賞馬ソールオリエンスやエリ女ブレイディヴェーグあたりも、あまり人気になりそうでない。


エネルジコを前走の新潟記念で差し切った、シランケドや菊花賞2着のエリキングよりダービーで上位のマスカレードボールは人気になるでしょうね。もちろん逃げる武豊メイショウタバルは人気になるでしょう。


ということは、人気馬が来てもそこそこ配当がついて、人気薄の馬が来てもそんなにはつかない。といったレースかな。

何にしても、難解ではあるが予想段階からワクワクするレースです。