サンケイスポーツ 12月12日(水)7時51分配信
記録更新の好景気だ! 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は11日、都内のホテルで来季の日程を発表し、試合数は今年よりも1試合増えて年間36試合。賞金総額は、初の『30億超え』となり、31億3600万円とツアー史上最高額となった。また、世界基準を目指し、技術と体力の向上のため4日間大会が4試合増えて全体の4分の1にあたる9試合。第8戦の「フジサンケイレディスクラシック」は、4月26日に静岡・川奈ホテルGC富士Cで開幕する。
来季も女子は右肩上がりだ。厳しい経済情勢のなか、3月29日に開幕する「アクサレディス」が1増となって、中止はゼロ。来季はツアー最多36試合が組まれた。
「若手が伸びてプレーの内容が濃くなっている。スポンサーのさらなる期待もある」
小林浩美会長(49)は力強く語ったが、賞金総額にも反映された。今季に比べ、1億7762万4000円増の、史上最高の31億3600万円に達した。
「競争は厳しくなるが、普段からやらないと身につかない」
試合数や賞金総額の他に、小林会長がこだわっていたのが4日間競技。来年は4試合増えて、全体の25%にあたる9試合になった。世界最高峰の米ツアーは今季、27試合のうち22試合が4日間競技で行われている。「2018年には半分にしたい考えも持っている」と小林会長は話す。徐々に世界基準に近づけていく方針だ。そこまでこだわる理由は、2016年のリオデジャネイロ五輪から正式競技に復活するゴルフの“金メダル奪取作戦”だ。
どういう方式で実施されるか正式発表はないが、世界ランク上位による選手選考や4日間競技での実施という案が出ている。世界で戦うためには、コース設定を厳しくして技術を向上させ、4日間競技で体力のアップも図らなければならない。また、ステップアップツアー(下部ツアー)を世界ランクのポイント対象試合とするために2日間大会から、3日間大会以上を目指す方針も明らかにした。もちろん、ジュニア育成にも力を入れていく考えだ。
「国内の選手にどんどん勝ってもらいたい」
世界で戦ってきた小林会長が推し進める“改革”が実を結ぶか注目される。