毎日新聞 10月12日(金)18時40分配信

 女子ゴルフの富士通レディース(千葉・東急セブンハンドレッドC=6635ヤード、パー72)は第1日の12日、96選手が出場して開幕した。ツアー未勝利の24歳、穴井詩(らら)が7バーディー、ボギーなしの65で回り首位。1打差の2位で今夏のプロテストに合格した山村彩恵(さえ)が追う。3位は4アンダーで若林舞衣子ら4人。7位にアマチュアの16歳、保坂真由(埼玉栄高2年)ら3人がつけた。第2日の50位タイまでが14日の決勝ラウンドに進む。
 ◇「高校卒業後はプロに」 韓国人に師事…保坂

 全美貞(ジョン・ミジョン、韓国)や有村智恵、不動裕理が出場せず、他選手に優勝のチャンスが広がる中、16歳・保坂の活躍が目を引いた。

 インスタートの出だしから6ホールで4バーディー。同組の穴井に「プロが負けていられない、と良い緊張感で戦えた」と言わせる活躍ぶり。もっとも保坂も自分のプレーに没頭していたようで「アマの試合でも、それくらいの活躍はあったから意外ではない」と自信ありげ。保坂のショットを狙うカメラマンが途中から急に増えて「緊張した」と言い、この日は5バーディー、2ボギー。「アンダーパーの目標をクリアして満足」と笑った。

 9歳からゴルフを始め、現在は韓国人の指導を受ける。日本女子ツアーで優勝経験がある金愛淑(キム・エイスク)氏と父がラウンドした縁もあり、週1回、東京に住む金氏のもとに通う。アン・ソンジュや申ジエの指南役でもある金氏に技術をたたき込まれ、今年の日本女子アマ3位など、頭角を現した。

 今大会の目標は「優勝」。将来は「高校卒業後すぐプロになって上位で活躍し、(正式種目になる16年)五輪に出たい」。技の確かさから、絵空事に思えない。