4位につけた原江里菜、復活の序曲 フジサンケイL

産経新聞 4月20日(金)19時5分配信

 スランプに苦しんだ原が復調を印象づけた。ボギーなしの3バーディーで回り、難コースの川奈で首位と1打差の4位と好発進。「ショットの調子がすごく良くてスコアメークができた。いい一日でした」。今年初の60台に納得の表情だった。

 2008年に、20歳でNEC軽井沢72で通算21アンダーで初優勝。当時の日本選手としての最高スコア(19アンダー)を更新し、その年は賞金ランキング10位に。ところが翌年のシーズン中盤からショットがスランプに陥った。10年には出場32試合で予選落ち20試合。賞金ランクも82位にまで落ち、シード権を失った。苦しい時期を、ファンからの「諦めちゃいけない」という激励に支えられ、復活を期してきた。

 最近は優勝した時期より「スイング自体はいい」と原。実際、昨年より20ヤードは飛距離が伸びているという。ただ「優勝とかスコアを作るという感覚がここ2年間、なかったので、今はその感覚を取り戻しているところ」と不安を残す。それでも08年に2位の成績を残した川奈とあって相性は悪くない。「2日目は絶対に緊張しちゃう」とおどけながらも「(復活の)手応えは少しずつある」と前を向いた。