タイトル 「天使の羽」 667 鈴音の気持ちが のってないのは、 畠山にはすぐに分かった。「どうしたの?調子悪いの」 畠山は少し心配だった。しょうがないじゃない。だって私が4回転ジャンプ跳んだって、沙希ちゃんの足が治るわけじゃないんだし。私がここにいる意味って……。何……?