タイトル 「天使の羽」 220 | 可愛い君に愛を囁きたい

「そんなんじゃないんだからね」



 思わずひなたは


 沙希に言い訳をしていた。




「はいはい、


 分かってるって」



子供にからかわれてる。



「ただの憧れだから」


 そう言いながら、


 ひなたは思った。



 いつから憧れの人に


 なったんだろう……。