さんまのSUPERからくりTV | 可愛い君に愛を囁きたい

昔、あなたの夢をかなえてみたいという番組があった。

そこで僕の夢を考えてみた。

「一度、カーテンコールと言うやつをやってみたい」

 しかし舞台に出る人が最後にやるカーテンコールとは縁のない生活を送っている。

 

 そこで自分なりに舞台のアイディアを考えてみました。

今、芸能界のジャンルで、すたれ気味なものとして思いつくもの。

それはドラマでは「時代劇」

型にはまったストーリーが若者に指示されてない。

音楽では「演歌」

じいさん、ばあさんはダウンロードなんかチンプンカンプン。

いまだ、カセットテープを使ってる。

それゆえ下火の演歌はさらに下火になっているだろう。

どちらも原因は若者離れの気がする。

 若者を取り戻すにはどうすればいいか?

 

 若い層はそもそも演歌なんか聞かない。

 

 演歌どころか好きな歌手の歌だって、CDを買うよりも好きな曲だけ、選んでダウンロードする始末。

 そもそも売るより先に認知させることのほうが先のような気がする。

 演歌そのものがあることさえ知らない可能性だってないとは言えない。

じゃあまずは知ってもらうことから始めるべきでは。

 そこで若者が食いつくものとの接点を探ってみる。

 そこにある答えは、「笑い」

この二つ、笑いというくくりで結びつけると、若い層にも十分受けるような気がする。

そこで思いついたアイディア。

「演歌捕り物帳」

ストーリーは時代劇の定番。

でも一つのルールが決まってる。

演歌歌手以外でてはいけない。

演歌歌手限定企画。

なぜ、時代劇の役者じゃなくて、演歌歌手限定なのか。

それは演歌歌手は取り合えず歌がうまいからです。

そしてこの舞台がミュージカルだからです。

時代劇俳優だらけの演歌歌合戦じゃ、聞くに堪えないものになる。

それはそれで笑いもとれるでしょうが……。

それこそ歌へた芸人歌合戦みたいなものになってしまうでしょう。

しかし、演歌歌手だらけの時代劇なら、まして、それがミュージカルなら、十分に形としてなりたっている。

オペラにしても、ミュージカルにしてもストーリーは単純明快。

これは定番のストーリーである時代劇と共通するものがあります。

大まかなストーリーは時代劇の定番で、まあ、悪人はやはり越後屋ならぬ「いちご屋」。

いちご屋に騙されて苦しめられる庶民を正義の味方が助ける一般的な定番ストーリー。

ただ、ここはミュージカル風にするために、黄門様率いるミート団と、金さん率いるゴールド団の確執を交えてください。

悪はいちご屋一人だが、まずは金さんが潜入中、ブラリと訪れた黄門様のせいで、いちご屋の逮捕に失敗してしまう。

そのことでミート団と、ゴールド団が敵対してしまう。

黄門様をセンターに、助さん,格さん三人は「ウエストサイドストーリー」のような足をあげるダンスをするなどミュージカルぽさを演歌歌手がする。

形は不恰好でもいいのです。演歌歌手が必死にダンスをしてる姿が笑えるから。

足が上がらないかもしれない。

こけるかもしれない。

それでも頑張ってるなーが伝わればいいんです。

いちご屋事件をどちらが解決するかで、競い合う。

黄門さまが印籠を出すや、金さんが「ちょっと待った」と桜吹雪を出す。

お互いが邪魔しあうせいで、逆にいちご屋がなかなかつかまらない。

ところどころにミュージカルのパロディを織り交ぜつつ、まあ、演歌を交えて、完全ミュージカルを描いてください。

演歌も演歌調に歌うのでなく、ミュージカル風に歌ってほしい。

だからアレンジも変えてほしい。

村娘に助さんが恋したり、その娘さんが実はライバルのゴールド団の一人と恋に落ちてみたいなロミオとジュリエット風な展開を目指してください。

助さんを思う娘さんが、「あなた、変わりないですか、日ごと寒さがつのります」みたいな『北の宿から』のフレーズを歌い、まあ、なるべく『シェルブールの雨傘』みたいな、全編セリフは有名な演歌の歌詞からの抜粋を目指してください。

構成から音楽構成まで、プロのみなさんでお願いします。

まあ、唯一したいことはラストのカーテンコールに参加さしてほしいということです。

 と、ここまで書いて、「あなたの夢かなえます」という番組自体打ち切りになってるじゃないですか。

 そこで企画自体を少し直して、「さんまのSUPERからくりTV」に出してみることにした。

 カーテンコールはいいです。

 ただ、演歌ミュージカルが見てみたい。

司会もさんまさん、玉緒さんも出てる。

さらに最近まで北島ファミリーを交えて番組をやってた。

北島ファミリーとはいいません。

売れない演歌歌手に光を与えてみてはいかがですか?

笑いも取れて知名度もあがる。

若手芸人なら、競って、わにの口に顔を差し出しますよ。

演歌復権計画を一度考慮してみてください。

あと、さんまさんに見せてください。

さんまさんがやりたいと言わなければ、ボツにしても結構です。