阪神淡路大震災からの教訓 | 可愛い君に愛を囁きたい

その他の教訓・反省
 6-1

被災者には「がんばれ」という言葉をいわないようにして下さい。
(と書いても他の言葉が思いつかないのも事実ですが)
(大変でしたねと、同情するなりして、心の底に溜まっている不安を話して解放してあげるのも手です。)



これは何かのドキュメンタリーで聞いた話だ。

もう十分頑張ってるのにという強い意識を持ってるらしい。

だから「がんばれ」と言われると怒りさえ覚えるらしい。


気づかいですか。。。


情緒不安定になってるので、できれば気を付けてください。



 6-2大きな余震がきたら被害を受けた建物は倒壊すると考えて行動しましょう。しかし、余震はよほどの直下でない限り、先に地鳴り(阪神淡路の震災では本震余震含めてハズレたのは2・3回)や初期微動がありますので、主要動(本番の地震)が来る前に避難なり、少しでも安全な位置に移動することができるようになります。
 6-3給水車などからの水を配る時は、飲み水や食器洗いに使う「飲料水」と掃除、洗濯、トイレの水流し等に使う、「生活用水」とに分けて(できればマジック書きなどで明記して)渡して下さい。「生活用水」に使って細菌汚染した容器で、別の人に渡した時に、「飲料水」に使われると、病原菌に感染し、疫病が発生する恐れがあります。
 6-4「飲料水」はペットボトルに入れられている方が安全です。
 6-5「生活用水」は、近くの川や池、飲用禁止となっている井戸でも充分使用できます。「給水車」の移動回数を減らしてあげるためにも、できればそれらを使用して下さい。(渋滞防止のためにもお願いします。)
 6-6

「電話回線」は、初めは安否確認のためにいっせいにかかるので、回線はパンクし通信不能になります。家族の安否の電話は、一番大事な人にかけもし繋がったら親戚などに伝言リレーしてもらうようにして、できるだけ回線数・回線使用時間を減らしてあげて下さい。



1995年阪神淡路大震災被災者の教訓集からの抜粋