タイトル 「天使の羽」 1028 | 可愛い君に愛を囁きたい


「ああ、じれったい」


 鈴音は翔太の背中を叩いた。


「そう言うなよ」



翔太は少し怒ってるみたいだった。


鈴音は翔太に何か耳打ちした。


なんか仲良くなってる。


以前より二人の距離が縮まっている。


ひなたは少し胸が痛かった。


やきもちを妬いてる。


そして二人から目をそらした。