タイトル 「天使の羽」 537 | 可愛い君に愛を囁きたい


畠山は時間に追われていた。


オリッピック最終選考は


12月の末なのだ。


本当にオリンピックに


間に合うんだろうか。




実績も知名度もなく、


当然プレッシャーをかければ、


失敗してしまうだろう。



畠山にあるのは


鈴音に眠ってる才能への


確信だけだ。