ハモ アユ たまには野菜 | 酒菜・和食 下北沢「金兵」(キンペイ)

ハモ アユ たまには野菜

さて、築地から帰って参りました。
本日は活けのハモ。大分県産。
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1本400グラム程度と小ぶりです。ハモは小骨が多く、「骨切り」という処理をしますが、大きくなると骨も頑丈になり骨切りをしても口当たりが良くない事があります。
僕は1本500グラム以下の物を選んで仕入れています。
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つぶらな瞳に騙されてはいけません。凶悪そうな顔をしています。歯が鋭く、噛まれたら痛そうです。
そして栃木県産の活けアユ。
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こちらも小ぶり。体長12センチくらいの若アユです。塩焼きで頭から丸ごと食べられるサイズです。勿論背越し(刺身)も出来ます。

好評の千葉勝浦産のカツオ他まだまだ色々ありますが、今朝は天気も良いのでビールでも飲みながら普段あまり紹介しない野菜の話でもしてみようかと思います。
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左から順に
ハスイモです。塩漬けして水にさらしてアクを抜いてから酢に漬け直します。歯触りがシャキシャキして爽やかです。
枝豆。「茶豆味」という品種で、枝豆ですが茶豆に似た香りがあります。
御存知、水ナス。刺身(?)で食べるナスですね。
加賀太胡瓜。太キューリというネーミングは何とかならないのか。出汁で煮含めて冷やして食べます。
ヤングコーン。皮ごと丸焼きにします。皮を剥がすと馬の尻尾状の通称「ヒゲ」がありますが、コレは食べられます。というより寧ろ本体よりもヒゲが美味しいと思います。ちなみにこのヒゲは本体の粒々と同じ数だけ生えているそうですが、当然こんなモノ数えた訳ではなく、あくまで理屈としてはそうであるというお話です。

そして写真には載っていませんがジュンサイ。

比較的愛国心とか国家意識の薄い僕ですが、こういった物を肴に酒が飲めると思うと「愛郷心」というのでしょうか、国家という枠組みや政治の事はさて置いて、文化という意味合いでは「日本も捨てたものじゃないな」と思います。