『どうして○○さんは、こういう猫たちに巡りあってしまっているんでしょう?』とは
オペ助手のスタッフさんのお言葉。
ドクター『いやいや、ちゃうで、○○さんは町中の野良猫を、獲物を狙うハンターのように
捕まえまくってオペに連れて来とんのとちゃうで、○○さんちの環境、玄関出たらすぐ公園、
その公園に猫が捨てられて、常連の野良猫にご飯をやると新参者の猫も居つく。
あなたのところのように国道沿いの住環境には誰も猫を捨てないでしょ?人間ちゅうもんは
(猫を捨てる)という非道なことをするくせに、車に轢かれそうな場所には捨てずに、
安全な場所に捨てる。
それも公園周囲の住人が猫の世話をしていることを知っていてそこに捨てに来る。
○○さんも世話はしとるけど、これ以上増やしたくないでオペに連れて来とるんよ。』
この話は先日ブスミケの避妊手術を終えて迎えに行ったときに教えてくれたドクターと
スタッフさんの会話。
そーなんです、これ以上増えてもらっては困るから避妊、去勢手術をしているんです。
ブスミケの手術が中絶だったので、スタッフさんも仕事と割り切っていても感情があって
そのような言葉が出たのかもしれません。
4匹の亡骸を引き取り『埋めてあげて』のドクターの指示どうり夕方土方して埋葬しました。
ちょうど桜の花びらが散るなかでの作業だったので多少の供養になったと思っています。
穴を剣先スコップで掘りながらある作家さんの『子猫殺し』を思い出しました。
まー、わたくしも同じことやっとるわな。
それが罪ならば、それはわたくしが背負うことなので甘んじて受けましょう。
きっと来年も再来年もその先もずーーーっと綺麗な桜を咲かすお手伝いをしてくれるでしょう。