塩は人間が生きていく上で、その大切さから経済を動かしていくようになる。
イギリス人もオランダ人もフランス人も塩を探した。この万能の魔法薬を見つけさえすれば、魚があふれる北アメリカの海を無尽蔵の宝物庫に変えることができるのだ。
【古代ギリシア】
奴隷を買うときにお金の代わりとして、奴隷の体重と同じ重さの塩と交換した。
【古代ローマ】
兵士の給料は塩で支払っていた時代がある。現在の給料という意味の言葉サラリーは「兵士の塩のお金」という意味からくる サラリュウムからきている。
【中国】
塩を税金がわりに納めさせていた。
もしも許可なく塩を作ったり売ったりすると死刑などの罰を与えた。
【日本】
江戸時代、塩作りが行われている藩では、塩の取り扱いを藩が仕切っていた。そして勝手に塩を作ったりしないように厳しく取り締まっていた。
…引用終わり
時代は変わりました。現在の塩はどれほどのお金の価値があるのだろうか?
昔は良い塩があって、昔の人は、
現代の人よりも塩について
人間の健康維持や食物の保存ができる塩は、神秘的な神の力が宿ると信じていました。
イエスキリストの最後の晩餐の画では、裏切り者のユダが塩壷を倒した場面が描かれています。このあたりもお塩は神様からのものだと私は感じます。
神様からのお塩、お金に換わるほどの
お塩を探すのは現代は難しいようですね…。
しかも、お塩は悪者、安物扱いです。(笑)