(後編)デカンショ・デカンショで半年暮らす | キャリア・読書・人生の窓

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汝の一日、かくの如く終れば、汝の一生もまたかくの如し。
そうだ、今日考えたことを書き留めておくことにしよう。


### 前回のつづき###

 

!?ねえ、ねえ
ショーペンハウエルはどんなことを
言っていたの?



!!うん、ここにショーペンハウエルの書いた
『知性について』(岩波文庫)
『読書について』(岩波文庫)
その他がある。
今日はその中から、とっておきの名言を
披露しよう。

 

                        合格


 

<ショーペンハウエルの人生のことば>
 


●無知は富と結びついて、初めて人間の
品位をおとす。



●物書きには三通りある。
一番目は考えずに書くタイプ。
記憶や思い出、あるいは他人の本を借用して書く。
二番目は書きながら考えるタイプ。
書くために考える。
三番目は書く前からすでに考えていたタイプ。
考え抜いたからこそ書く。
このタイプはめったにいない。

 


●人の社交本能も、その根本は何も直接的な
本能ではない。
つまり社交を愛するからでなく、孤独が恐ろしい
からである。



●誰も人様をほめるのは、自分にもそれができる
見込みがあると思う範囲に限られる。

 


●われわれが生きていて喜びを感じるのは、
何かに向けて努力・追求している時か、
純粋に知的活動をしている時だけである。



●だまされて失った金銭ほど、利点の大きな
使い方はない。
そのお金で、用心深さを買ったということだから。

 


●思ったことをすぐに話したり、人の言うことを
鵜呑みにしたりしてはいけない。
むしろ、道徳面でも教養面でも、他人の言葉には
多くを期待しないほうがいい。

 


●われわれの人間の本性の愚かしさには三つある。
名誉欲と虚栄心と誇りとがこれである。

 


●だれも、生まれる前の私について何も知らない
のだから、死んだあとの私についても、
何も知らなくていい(死の直前の言葉)



●精神的に貧弱で、下等な人間であればあるほど、
それほど社交的だということが知れる。



●アリストテレスが表明した
「賢者は快楽を求めず、苦痛なきを求める」
という命題が、処世哲学の最高原則だと考える

 


●人の意見には反論しないほうがよい。
変なことを信じている人の考えを変えようとしたら、
何年経ってもケリがつかない。
人の感情を害するのは簡単だが、人を矯正するのは、
相当難しい。



●人間は、独りでいる間だけが自由である

 


●私達は、他人と同じようになろうとして、
自分の4分の3を失ってしまう。

 


●誰かが嘘をついていると疑うなら、
信じたふりをするがよい。
そうすると彼は大胆になり、もっとひどい嘘をついて
正体を暴露する。

 


●他人の欠点や愚行を自分から探すような人は、
間違いなく不幸になる。

 


●孤独は、幸福と平静な気持ちの、源泉であるから、
孤独に耐える修行をすることを、若いころの主要な
研究科目のひとつとすべきであろう

 


●人が、努力を惜しまず、幾多の困難や危険に遭遇
しながら、手に入れようとしているものは、
他人からの評価を上げることを目的としている。
地位、称号、勲章はもちろん、富、学問や芸術まで
もが、人からの尊敬を得るためのものである。
愚かで、何とも嘆かわしい。

 


●早くから孤独になじみ、まして孤独を愛する
ところまできた人は、金鉱を手に入れたようなものだ。

 


●孤独を愛さない人間は、
自由を愛さない人間になってしまう。
なぜなら、孤独でいるときにのみ、
人間は自由になれるのだから。

 


●俗物には俗物なりの虚栄心がある。
金や位階、権威や威力などで他人を凌ぎ、
それによって他人に尊敬されたいという虚栄もあれば、
同じ俗物の中でも傑出した奴と付き合って、
虎の威を借る狐のような気分に浸る虚栄もある。



●結婚するとは、彼の権利を半分にして
義務を二倍にすることである。


 

 


       (完)

 

 

 

 

 

        合格

 

 

           
(注)来歴等に関する出典はWikipedia他

 

 

 

 

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