幕間 | un entrepot

un entrepot

詩をかいてます。というよりは雑記。ゆえに未完成。

昨日の空はどうも暗いと思っていたんだ

日食が彼らの視線を奪っている隙に

私がマンホールに落ちる様を

誰も見届けていてくれなかった

きっとこれはリハーサルなのだ

私の口から滔滔と流れる泣き言に

毎晩誰かがダメ出しする

そうしたら ほら

今言ったあなたの台詞をいつもの冗談に出来る

張りぼてのアパートで繰り返される

甘い言葉と押し問答

演じる事を生業としております

この舞台から降りる事など考えられません

でも台本のページはあと一枚

ナレーションが入る

『穴の底はもうこれ以上落ちることの無い言い換えれば別天地

しかしながら不毛のユートピアである』

照明の熱が肌に残る

リハーサルではなく本番だった

観客がいないので気付かなかった

緞帳の裏に残された私は

未だ一人第二幕を待っている