寒さが戻った木曜日

書道教室へ行きました


書道教室は欠席が多く

少人数だったので

先生の恩師の作品鑑賞になる

「月の砂漠」

「雪降るふるさと」

の水彩画と書道のコラボ大作は

見ごたえのある作品で

恩師の残された書も見せて頂き

濃い時間となる


あふれるほどの才能ありながら

団体に属すのを嫌がり

作品も発表されず

知名度なく評価されず

終わられたのは

とても残念な思いをするほどの

素晴らしい作品群だった


恩師は、なくなる前に

かかわった方々に「感謝」の

色紙を、その人にあった歌を

添えて手渡されたと

人生の閉じ方に感銘をうけた


救いは公立高校に

書道コースの礎をつくられ

後輩を生み出す道筋を

残されたことだ




月の砂漠の歌が

脳内でくりかえされる


『 月の砂漠 』

作詞:加藤まさを     

作曲:佐々木すぐる


月の砂漠を はるばると
旅のらくだが ゆきました
金と銀との くらおいて
二つならんで ゆきました

金のくらには 銀のかめ
銀のくらには 金のかめ
二つのかめは それぞれに
ひもで結んで ありました

さきのくらには 王子さま
あとのくらには お姫さま
乗った二人は おそろいの
白い上衣(うわぎ)を 着てました

広い砂漠を ひとすじに
二人はどこへ 行くのでしょう
おぼろにけぶる 月の夜(よ)を
対(つい)のらくだは とぼとぼと

砂丘をこえて ゆきました
だまってこえて ゆきました