映画「君たちはどう生きるか」

に誘われ

二つ返事で娘と娘孫に同行


この夏は鰻を食べなく

一人では、敷居が高いので

誘ってみると

これまた、二つ返事でOK

ずーーーと食べたかった鰻を

食べれた♪




☆ネタバレありです



宮崎駿監督の最後の長編とか

前宣伝なく

情報出さずの公開も関わらず

人気の冒険ファンタジーアニメ


子どもたちの反応は

よくわからないと不評

解釈が、

それぞれ任されており

分かりにくいかも

年齢を重ねた者は共感する


私は興味が途切れなかった

宮崎駿作品に出てくるお馴染み

のキャラクターに笑える


空襲で母親の入院してる病院が

焼け、少年眞人が走るシーンで

始まる


疎開した先は、亡くなった母親

の実家

そこに住む妹のナツコと

父親は再婚

ナツコは母親と瓜二つ

父親は軍事工場経営で

羽振りがよい


その実家は大きなお屋敷

千と千尋の神隠しを思わせる

古い屋敷で、そこに離れの西洋館がたつ

昔の建物すきな私は興味津々


七人の小人ならず、七人のおばあちゃん達

宮崎駿作品には、

ほほえましいおばあちゃんがよくでる




そこに住むアオサギ

不可思議なアオサギ

眞人を待っていたとむかえにくる


眞人は行方不明になった

妊娠しているナツコを探しに

大伯父が建てたという不思議な

搭に入り込む


眞人はナツコを探し

取り戻す戦いをし、 

最後にナツコ母さんと呼べる


それは少年が自分との

戦いでもあると思った

宮崎駿の生い立ちの重なるらしい

宮崎駿の脳内にのこる課題が

描かれてるよう


かわいい白い丸々のふわふわと

したワラワラがでてくる


人間として生まれる前のワラワラ

それを食べるペリカン

異空間を支配する巨大なインコ

時空を遡りファンタジーな世界へ迷いこむ


ファンタジーな世界だが

ハラハラ、ドキドキしながら

昔の母親、少女ヒミに助けられ

へんてこなサギ男に

助けられ現世界へもどる

いつしか、二人は友達



少年はぐーーん成長

大伯父は、今の宮崎駿

少年眞人は昔の宮崎駿

二人の対峙に 

宮崎駿のメッセージ

があるように思った




思春期の少年が乗り越える

多感な感情と

自分を認め意志をもつ姿が

清々しい




みる人のいろんな解釈に

任される作品だからこそ

私は興味があった

もう一度みたら、どんな解釈をするだろう



娘孫は「よくわからなかった」

娘は「今までの作品のあつまりのよう」と言う


「君たちはどう生きるか」

老いた宮崎駿監督自身にも

私たちにも、若者にも

問いかけられたようだった


(アニメ画像はジブリの公式ホームページからお借りしました)