夢を見ても大抵忘れますが、先日のは珍しく覚えていました。
「祖父母の家の前に、かつて徐福碑が建っていた」
と、めちゃ唐突で意外な架空話。
けれど祖母の[仮定]ルーツを思えば無関係ではないな~と妄想考察です。
①名前、家紋とその意味
金子とは、政◯、跡地にある神紋、祭祀
祖父母の家は神奈川県です。
富士山も伊勢原の大山も見えます。
富士古文献(宮下文書)の中に祖母の「金子」氏が登場します。
富士山噴火により相模(神奈川)に移住した経緯も書いてあり、結構面白いので好きな場面です。
富士古文献の中に登場する金子さんとは、
阿祖山太神宮の大宮司・宮下家の一族となっています。
※阿祖山神社:
調査の結果、富士吉田市大明見の古宮は『延喜式』に載る甲斐国大一座の浅間神社であることが判明し、伝統は当市内の上下浅間神社が継いでいる
「探求 幻の富士古文献」 渡辺 長義 著より引用
*北口本宮浅間神社(上浅間)
*富士山下宮小室浅間神社(下浅間)
応神天皇
↓
仁徳天皇
大山守皇子(初代大宮司)宮下を称する
長男:不二尾田長彦(二代目大宮司)
次男:田宿伯(副宮司)金子氏の祖
三男:畑志津治(副宮司)井出氏の祖
四男:品陀科野彦 科野の國造、誉田氏の祖
五男:土形遠榮彦 遠久見留國の國造、土形氏の祖
六男:榛原須留賀彦 須留賀國の國造、榛原・興津・蒲原・狩野の祖
七男:幣岐佐加陸彦 佐賀陸國の國造、波多野氏の祖
八男:香古坂海井彦 海伊國の國造、山縣・指手の祖
九男:大原毛野陸彦 毛野陸國の國造、蒲原氏の祖
十男:益田日高彦 日高見國の國造、葛西氏の祖
十一男:古坂三河和彦
十二男:阿曾津久波彦
隼總別皇子(副宮司長)富士氏の祖
根鳥皇子(祭典司長、農作を司る)太田氏・伴氏の祖
(参考文献:「神皇紀」三輪 義熈)
宮下家は応神天皇の皇子・大山守皇子から始まります。その第二王子が金子氏で副宮司の家系。
代々こちらの宮司には「政」の字が多く見られるようですが、祖母の家族にもたまたま「政◯」が多いという不思議。
「大山守皇子の墓」と伝わる神社の神紋は、祖母の金子と同じ「三つ柏」でした。
柏紋は、昔神様への捧げものを柏の葉に置いていたという意味があり、祭祀に関係する副宮司家系ならぴったり。
応神天皇の隼總別皇子、根鳥皇子も同所の陵に葬られました。甲斐國風土記にある墳墓三基とは、この福地山阿曾谷三陵のことだそうです。(高御久良神社の社側なる大柏木の下)
次回、「②富士山噴火からの移住」に続く…
リアルで面白い記録だと思うので、御先祖探しの一環として書けたらいいです
参考文献: