久しぶりに細川重男氏が歴史番組に出演するお姿を拝見。マフィアかのような容貌になられており(笑)なぜか御著者を読みたくなった。本音譜


論考 日本中世史 ー武士たちの行動・武士たちの思想ー」の評判を見て即決したが


まさかの大大大正解のご褒美のようお祝い


「護良親王」が取り上げられていました!!


しかも‥

今まで読んだ(まだまだ少ないですすみません滝汗護良親王に関する本の中でも、断トツに褒められているのでは??

読み飽きた解説文とは異なり幾度も心が躍り出しそうに。音譜


護良親王ファンの方々へ共有させていただきたく

ご紹介させていただきます。



第二十六話にて


元弘三年(1333年)二月二十一日付の「護良親王令旨」と呼ばれる一通の古文書

「太山寺文書」(たいざんじ)が取り上げられています。


論考 日本中世史 ー武士たちの行動・武士たちの思想ー」より

(左上の章題‥爆笑


「伊豆国」で始まるこちらを見れば

アズマエビスと北条氏をディスる(言い方アセアセ

有名な文書とお分かりいただけると思います。

ゲリラ戦のさなか数多く書かれた倒幕令旨の内の一つです。


鎌倉宮の宝物殿にも展示があります。神社

以下写真)



「物騒な内容にもかかわらず非常に格調高い文章」と言われるところに惹かれます。キューン


書をしたためたのは左少将定恒(さしょうしょう さだつね)。氏未詳。護良親王の近臣の公家だそうです。


他の章には「隠岐島の替歌」などゆるゆるな内容がある中(笑)、第二十六章は丁寧な取り扱いです。古文書の読めない者にも大変分かりやすいよう、以下の構成で詳しく書かれています。


[原文]

(本紙)一枚目の紙

(裏紙)二枚目の紙

(礼紙)本紙と裏紙を巻いてつぶした後でそれをさらに上から巻く紙

[書き下し](ふり仮名のおかげで読める)

[現代語訳](やっと意味が分かる)

[意訳](爆笑)

護良親王について

本文書について

皇族である護良親王を著者が武士をテーマにした本書に入れた意味

[解説](様式・文字など)

[内容解説]


2月28日に出版されたばかりで

ネタバレは控えますが

162ページからの解説に

そうだよね〜そこがカッコいいのだよなあと

共感してしまうような内容でしたニコニコ

23ページあります本キラキラキラキラ


大塔二品親王‥よだれ


著者は「史料に基づいて書いたつもりであるが」、もし訳や解釈が間違っていたら

「梵天・帝釈・四大天王惣じて日本国中六十余州の大小の神祇、別して鹿島の大明神、伊豆・筥根両所の権現、三島の大明神、八幡の大菩薩、天満大自在天神の部類、眷属の神罰・冥罰をおのおの罷り蒙るべき也。」

だそうです。


吹き出しました。爆笑