久しぶりに細川重男氏が歴史番組に出演するお姿を拝見。マフィアかのような容貌になられており(笑)なぜか御著者を読みたくなった。
「論考 日本中世史 ー武士たちの行動・武士たちの思想ー」の評判を見て即決したが
まさかの大大大正解のご褒美のよう
「護良親王」が取り上げられていました
しかも‥
今まで読んだ(まだまだ少ないですすみません)護良親王に関する本の中でも、断トツに褒められているのでは
読み飽きた解説文とは異なり幾度も心が躍り出しそうに。
護良親王ファンの方々へ共有させていただきたく
ご紹介させていただきます。
「伊豆国」で始まるこちらを見れば
アズマエビスと北条氏をディスる(言い方)
有名な文書とお分かりいただけると思います。
ゲリラ戦のさなか数多く書かれた倒幕令旨の内の一つです。
鎌倉宮の宝物殿にも展示があります。
(以下写真)
(本紙)一枚目の紙
(裏紙)二枚目の紙
(礼紙)本紙と裏紙を巻いてつぶした後でそれをさらに上から巻く紙
[書き下し](ふり仮名のおかげで読める)
[現代語訳](やっと意味が分かる)
[意訳](爆笑)
護良親王について
本文書について
皇族である護良親王を著者が武士をテーマにした本書に入れた意味
[解説](様式・文字など)
[内容解説]
2月28日に出版されたばかりで
ネタバレは控えますが
162ページからの解説に
そうだよね〜そこがカッコいいのだよなあと
共感してしまうような内容でした
23ページあります
著者は「史料に基づいて書いたつもりであるが」、もし訳や解釈が間違っていたら
「梵天・帝釈・四大天王惣じて日本国中六十余州の大小の神祇、別して鹿島の大明神、伊豆・筥根両所の権現、三島の大明神、八幡の大菩薩、天満大自在天神の部類、眷属の神罰・冥罰をおのおの罷り蒙るべき也。」
だそうです。
吹き出しました。