神様のカルテ (小学館文庫)/夏川 草介

¥580
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おすすめ度:★★★★★
この本、最近読んだものの中で一番おもしろかったです。新刊の時に読んだらよかったと思わせたくらい。とにかくやさしーくなれる気分の本です。こころが洗われました。
以下に感動した点を三つ。
■安曇さんの手紙
安曇さんは末期がんの患者です。大学病院では治療してもらえず、手の施しようがない末期がんの患者として受け入れを拒否されます。再び主人公の病院に戻ってきます。そして亡くなる間際に手紙を残していくのです。その手紙がとてもいいんですね。これは読んだ方がよいと思うので、申し訳ないですがそうご理解ください。
■博士への励ましの言葉
大学の博士課程にいるとうそをついていた友人に。そんなことはわかっていたと。ただ博士の学問の追及、博学な知識、哲学を極めたその探究心は大学にいるとかいないとかとは関係ないと。その事実よりも、それだけの結果をみせていたのだからと。たいしたことではないんだよと。ありがたいですね。こういうの。
■心が優しくなれる言葉
「明けない夜はない、止まない雨はない。」
なんか、とてもよい言葉です。優しさがあふれている言葉だと思いませんか。
これは続編が出るなあと思ってしまいます。だって続きが読みたくなりますもん。



